宮古島とは?
沖縄県は日本で唯一の亜熱帯地域に位置し、毎年多くの観光客が訪れる人気の観光地です。
沖縄には、沖縄本島や石垣島などの大きな島から、チャーター船でしか行けない小さな島まで、合計363の島々があります。それぞれの島は異なる魅力を持っており、観光客の中にはこれらの島々を巡る「アイランドホッピング」を目的に訪れる人も多いです。
特におすすめしたいのが宮古島です。
宮古島はのんびりとした雰囲気が漂い、周辺には小さな離島が点在しています。宮古島からは、池間島、伊良部島、来間島の3つの離島へ橋がかかっており、レンタカーを利用して気軽に離島巡りを楽しむことができます。
宮古島周辺の海は日本で最も透明度が高いと言われており、離島からの海の眺めは格別です。
特に池間島は、透明度の高い海と美しいサンゴ礁が魅力で、観光スポットとして人気があります。
宮古島から行ける離島には、車でアクセスできる島と、フェリーや飛行機でしか行けない島があります。
車で行ける島には、池間島、伊良部島、来間島があり、各島には美しいビーチや観光スポットが豊富です。
一方、フェリーや飛行機で行くことができる多良間島や大神島などでは、手つかずの自然を楽しむことができます。
このように、宮古島を拠点に離島巡りを楽しむことで、沖縄の多様な自然や文化を満喫することができます。
ぜひ、宮古島から訪れることができる離島を巡り、自分だけの特別な体験をしてみてください。
宮古島から行ける離島
宮古島周辺の離島 | 離島説明 |
伊良部島 | 最近リゾート開発等で宿泊施設の増えてきた離島 |
下地島 | 空港ができて手つかずの自然スポットに注目が浴びている離島 |
池間島 | 八重干瀬を始めとした海の透明度では日本随一の離島 |
来間島 | BBQや星空、夜行性の亜熱帯動物で有名な離島 |
大神島 | 大神島がパワースポットといわれている神様がいるといわれる離島 |
多良間島 | のんびりとした島時間を楽しむことのできる離島 |
水納島 | 多良間島から個人の船で行くことができるほとんど手つかずの離島 |
宮古島諸島といわれる宮古島周辺の離島には大きく2つの種類の離島があります。一つが車で橋を渡っていける離島、もう一つがフェリーや飛行機で行く離島があります。
伊良部島
行き方
伊良部島まで | |
宮古空港から | 車で約20分 |
下地島空港から | 車で約10分 |
伊良部島へは、宮古島とを結ぶ伊良部大橋を車で渡って行くことができます。
全長3,540メートルのこの橋は、無料で渡ることができ、観光スポットとしても人気があります。宮古空港からはレンタカーを利用して約20分でアクセスできるため、気軽に訪れることができる便利な島です。
また、伊良部大橋には両側に歩道が設けられており、自転車で渡ることも可能です。
宮古島の市街地でレンタサイクルを借りて、往復7キロメートルのサイクリングを楽しむのもおすすめです[6]。
この橋を渡る際には、エメラルドグリーンの美しい海を眺めながらのドライブやサイクリングが楽しめます。
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【宮古島】伊良部島のスポット・カフェ・ツアーご紹介!
おすすめスポット&アクティビティ
伊良部島は、宮古島から気軽に訪れることができる人気の離島です。
近年、伊良部島にはおしゃれなカフェやレストラン、リゾートホテルなどの宿泊施設が次々とオープンし、観光客にとって魅力的なスポットとなっています。
この島のおすすめスポットの一つが「青の洞窟」です。
洞窟の入り口では、ハタンポと呼ばれる熱帯魚が群れをなして訪れる人々を迎えてくれます。
青の洞窟とその周辺の海では、シュノーケリングやダイビング、シーカヤックなどのアクティビティが楽しめるツアーが開催されています。
伊良部島は、美しい自然と豊富なアクティビティが魅力の観光地であり、訪れる人々に非日常的な体験を提供しています。
透明度の高い海と手つかずの自然を満喫しながら、リラックスしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
⇒青の洞窟の詳細はこちら
宮古島青の洞窟ツアーの詳細はこちら↓
伊良部島では、「佐和田の浜」も訪れるべきおすすめスポットです。
このビーチは日本の渚100選にも選ばれており、島の西側に位置しています。佐和田の浜では、無料で利用できるバーベキューコーナーが設置されており、海水浴を楽しみながらランチにバーベキューを楽しむという贅沢な過ごし方が可能です。
佐和田の浜は、夕日の美しいスポットとしても知られ、カップルや家族連れに人気があります。
海に点在する巨岩が独特な風景を作り出し、訪れる人々に不思議な雰囲気を提供します。これらの岩は「津波石」と呼ばれ、1771年の大津波によって運ばれたと言われています。
このビーチでは、海に入るよりも景色を眺めてのんびり過ごすのがおすすめです。
ピクニックシートを持参して、夕日を見ながらリラックスするのも良いでしょう。佐和田の浜は、伊良部島での特別なひとときを過ごすのにぴったりの場所です。
⇒佐和田の浜の詳細はこちら
下地島
行き方
下地島まで | |
宮古空港から | 車で約28分 |
下地島へは、宮古島から伊良部島を通り過ぎて訪れることができます。
途中には、全長3,540メートルの伊良部大橋を通過し、沖縄の離島ならではののんびりとした風景を楽しみながら進むことができます。伊良部大橋は、日本で最も長い無料の橋として知られ、車だけでなく徒歩や自転車でも渡ることが可能です。
下地島には、2019年3月にオープンした下地空港があります。
この空港は、飛行機ファンに人気のスポットで、関西空港からはジェットスター便が運行しているため、直接訪れることができます。空港の周辺には手つかずの自然が広がっており、観光客にとっても魅力的な訪問先となっています。
下地島の「17END」と呼ばれる桟橋からの景色は、他では見られない美しさを誇り、多くの観光客を惹きつけています。
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【宮古島】下地島の魅力と人気スポット・ツアーご紹介
おすすめスポット&アクティビティ
下地島は、伊良部島に隣接する離島で、その中でも特におすすめなのが「中の島ビーチ」です。このビーチは、海岸にサンゴ礁の欠片が散らばっていたり、岩場が露出しているため、裸足で歩くことは避けたほうが良いでしょう。
しかし、海に入ると多くのサンゴ礁や熱帯魚が見られ、その美しさから「天然の水族館」とも称されています。
中の島ビーチは、シュノーケリングやダイビングのスポットとして有名で、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができます。特にシュノーケリングでは、カラフルな魚たちが泳ぐ様子を間近で観察でき、まさに自然の水族館を体験することができます。
訪れる際は、マリンシューズを持参し、安全に楽しむことをおすすめします。
このように、中の島ビーチはその美しい海と豊富な海洋生物で訪れる人々を魅了し、特にシュノーケリングやダイビングを楽しむ方にとっては外せないスポットとなっています。
ぜひ、訪れてその魅力を体感してみてください。
⇒中の島ビーチの詳細はこちら
宮古島シュノーケリング(シュノーケル)ツアーの詳細はこちら↓
池間島
行き方
池間島まで | |
宮古空港から | 車で約30分 |
下地島空港から | 車で約43分 |
池間島は、宮古島の北側に位置する小さな島で、宮古島から池間大橋を渡ってアクセスできます。この橋は全長1,425メートルあり、宮古ブルーと呼ばれる透明度の高い海を見渡しながらドライブを楽しむことができます。
池間島自体は手つかずの自然が残る静かな場所で、観光客にとってはリラックスできるスポットです。島の周辺には日本最大級のサンゴ礁群「八重干瀬」が広がり、シュノーケリングやダイビングの名所として知られています。このため、海の美しさを求める観光客にとっては、池間島は必見のスポットとなっています。
池間大橋を渡る道中も美しい海の景色を楽しめるため、訪れる際にはドライブ自体が一つのアクティビティとなるでしょう。橋の途中には展望台もあり、そこで一息つきながら絶景を堪能することができます[7]。池間島は、宮古島を訪れる際にぜひ立ち寄りたい場所の一つです。
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⇒池間島の詳細はこちら
おすすめスポット&アクティビティ
池間島には、「イキヅービーチ」というハート形の穴が空いた岩があるビーチがあります。このビーチは、透明度抜群の海の絶景を楽しむことができる穴場スポットとして知られています。ハート形の岩は、自然の浸食によって形成されたもので、干潮時にのみその姿を現します。そのため、ハートロックを見たい場合は、干潮の時刻を調べて訪れることをおすすめします。
イキヅービーチは、白い砂浜とエメラルドグリーンの透明な海水が魅力で、シュノーケリングを楽しむのにも最適です。静かでプライベート感のあるビーチなので、訪れる際にはゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。カップルや写真愛好家にとっても人気のスポットで、特にハートロックは恋愛成就のパワースポットとしても知られています。
⇒イキヅービーチの詳細はこちら
池間島と宮古島の間に位置する「八重干瀬(やびじ)」は、大変おすすめのスポットです。八重干瀬は、110平方キロメートルもの広大な範囲に100種類以上のサンゴ礁が生息する日本最大の珊瑚礁地帯であり、国の天然記念物に指定されています。
このエリアでは、シュノーケリングやダイビング、釣りなどのアクティビティが楽しめます。特にシュノーケリングは、初心者や子供連れのファミリーにも人気で、浅瀬でも色とりどりのサンゴや魚を見ることができます。八重干瀬は「日本のグレートバリアリーフ」とも称され、その美しい景観を求めて多くの観光客が訪れます。
アクセスには、宮古島や池間島からのツアーに参加する必要があります。特にハイシーズンには予約がいっぱいになることも珍しくないため、ツアーに参加する場合は早めの予約をおすすめします。
⇒八重干瀬(やびじ)の詳細はこちら
宮古島八重干瀬(やびじ)ツアーの詳細はこちら↓
来間島
行き方
来間島まで | |
宮古空港から | 車で約13分 |
下地島空港から | 車で約32分 |
来間島は、宮古島の南西部に位置し、与那覇前浜ビーチを越えて行くことができる小さな離島です。宮古島から来間島へは、全長1,690メートルの来間大橋を渡ってアクセスできます。この橋を渡る際には、ドライブをしながら周囲の美しい景色を楽しむことができ、特に透明度の高い海が広がる絶景を堪能できます。
来間大橋の下を流れる海流は速いため、宮古島の中でも特に透明度の高い海を見ることができるポイントとして知られています。橋を渡る際には、エメラルドグリーンの海を一目見に行くことをおすすめします。来間島自体は小さな島ですが、カフェやビーチなどの観光スポットが多く、のんびりとした雰囲気を楽しむことができます。
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おすすめスポット&アクティビティ
来間島は、小さいながらも多くの絶景を楽しめる島です。特に「竜宮城展望台」はおすすめのスポットで、来間島の緑の奥に広がる透き通った海が美しいコントラストを描きます。この展望台からは、宮古島の与那覇前浜ビーチなども見渡せ、まさに絶景を楽しむことができます。
竜宮城展望台は、来間大橋を渡ってすぐの場所にあり、来間島の自然と宮古島の景観を一望できる絶好のロケーションです。展望台からは、青い海と白い砂浜が広がる風景を楽しむことができ、訪れる人々に感動を与えます。
⇒竜宮城展望台の詳細はこちら
来間島には「長間浜」と呼ばれる白浜が続くビーチがあり、美しい海の景色を楽しむことができます。このビーチは、透明度の高い海が広がり、見ているだけで泳ぎたくなるような魅力を持つ穴場スポットです。また、長間浜は星空観測にも最適な場所として知られています。市街地からの光が少ないため、満天の星空を楽しむことができ、夜行性の生き物も多く見られます。
訪れる際には、干潮時を狙って海辺を散策し、美しい自然を満喫するのがおすすめです。長間浜でのシュノーケリングや星空観測を通じて、来間島ならではの体験を楽しんでみてください。
⇒長間浜の詳細はこちら
宮古島ナイトツアー(ジャングルナイト・星空観測)の詳細はこちら↓
大神島
行き方
島尻港まで | |
宮古空港から | 車で約23分 |
下地島空港から | 車で約36分 |
大神島は、池間島の近くに位置する小さな離島で、宮古島の島尻港からフェリーでアクセスできます。フェリーは1日に5便運行しており、訪れるのに便利です。宮古島を訪れる観光客の多くはレンタカーでアクセス可能な島を選ぶため、フェリーでしか行けない大神島は比較的訪れる人が少ないです。
⇒大神島の詳細はこちら
おすすめスポット&アクティビティ
大神島は「神が宿る島」として地元の人々から大切にされてきた場所で、手つかずの自然が多く残っています。島の高台にある「大神遠見台」からは、周囲の海を一望でき、その美しい景観は訪れる人々を魅了します。観光客は少ないですが、静かな環境で大自然を満喫したい方にはおすすめのスポットです。訪れる際には、島のルールを尊重し、自然を大切にする心持ちで観光を楽しんでください。
⇒大神遠見台の詳細はこちら
多良間島
行き方
所要時間 | 本数/日 | |
フェリー | 約2時間 | 1本 |
飛行機 | 約25分 | 2本 |
多良間島は、宮古島の平良港からフェリーで約2時間で行くことができます。このフェリーは、片道2,510円、往復4,770円で利用でき、海の上をゆったりと移動することで、ちょっとした旅行気分を味わうことができるでしょう。
フェリーでの移動時間が長いと感じる方には、宮古島から飛行機で約30分で多良間島に行くことも可能です。飛行機は、より短時間で移動したい方におすすめの選択肢です。
多良間島は、観光開発が進んでいないため、手つかずの自然が多く残っており、静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。観光地に飽きた方や、自然の中でリラックスしたい方にとって、訪れる価値のある島です。
⇒多良間島の詳細はこちら
おすすめスポット&アクティビティ
島内では、レンタカーやレンタサイクルを利用して便利に移動できます。観光の際は「八重山遠見台」が特におすすめです。この遠見台は多良間島で最も標高の高い場所に位置し、17世紀頃に船舶の往来を見張るために建設されたと言われています。現在では、多良間屈指の景勝地として知られ、360度のパノラマビューを楽しむことができます。
八重山遠見台からは、天気が良ければ60キロメートル先の八重山諸島まで見渡すことができ、緑豊かな多良間島とその周囲を囲む白砂ビーチ、透明度抜群の八重干瀬のオーシャンビューも堪能できます。
⇒八重山遠見台の詳細はこちら
水納島
行き方
水納島は、多良間島から北へ約8キロメートルに位置する美しい離島です。ただし、ここへ行くための定期便はないため、注意が必要です。訪れるには、多良間島発のツアーに参加するか、チャーター船を手配する必要があります。このアクセスのしにくさにもかかわらず、水納島の美しさは多くのリピーターを惹きつけています。
水納島は、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチが広がる自然豊かな場所で、訪れる人々に特別な体験を提供します。観光客は少ないため、静かで落ち着いた環境でリラックスした時間を過ごすことができます。シュノーケリングやダイビングを楽しむには最適なスポットであり、自然の中でのんびりとしたひとときを楽しむことができるでしょう。訪問を計画する際には、事前にツアーやチャーター船の予約を行うことをおすすめします。
⇒水納島(多良間村)の詳細はこちら
おすすめスポット&アクティビティ
水納島の住人はわずか1世帯のみのため、訪れる人々はのんびりと静かな時間を過ごすことができます。
特に「ハマサキビーチ」は、水納島の中でも真っ白な砂浜と透明度抜群の海が大変美しい場所として知られています。まるで天国にいるかのような景色を楽しむことができ、訪れる人々を魅了します。水納島は巨大なサンゴ礁が隆起してできた島であり、海中にもサンゴ礁が豊富です。シュノーケリングを楽しむには最適なスポットで、色とりどりの熱帯魚と触れ合うことができます。訪れる際は、ぜひその美しい自然を満喫してみてください。
⇒ハマサキビーチの詳細はこちら
宮古島から飛び出す、新たな冒険:7つの離島への旅
宮古島は、美しいビーチや豊かな自然に恵まれた、魅力的な島です。しかし、宮古島からさらに足を延ばせば、そこは全く違う顔を見せる、もう一つの沖縄が待っています。
7つの離島への橋渡し
宮古島からは、橋で繋がった7つの離島を訪れることができます。それぞれの島は、個性的な自然と文化を育み、あなたを新たな発見へと誘います。
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伊良部島: おしゃれなカフェやレストランが点在する、都会的な雰囲気を持つ島。
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池間島: 風光明媚な絶景ビーチと、パワースポットとして有名な池間大橋が魅力。
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来間島: ハート型のサンゴ礁がある、ロマンチックな島。
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大神島: 手つかずの自然が残る、静寂の島。
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多良間島: 美しいビーチと伝統的な文化が残る、のどかな島。
離島には、宮古島にはない、手つかずの自然が広がっています。青い海、白い砂浜、緑豊かな植物など、都会では味わえない大自然の癒しを満喫できます。
あなただけの沖縄を見つけよう
宮古島だけでも十分な満足感を得られますが、さらにディープな沖縄を体験したいなら、ぜひ離島にも足を延ばしてみましょう。
関連コラムはこちら↓
【宮古島】観光スポット&絶景スポット40選
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宮古島の全アクティビティ
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沖縄トリップ