下地島とは?
宮古島の周辺には、いくつかの小さな離島が存在します。その中でも代表的な離島が、伊良部島ではないでしょうか。伊良部大橋は宮古島から伊良部大橋を渡って行くことができます。全長3,540mの伊良部大橋は、無料で渡れる橋の中では日本一長い橋として知られています。
そして伊良部島の西側に接するように位置する下地島は、伊良部島から小さな橋を渡って行くことができます。下地島はサンゴ礁が隆起してできた平坦な島で、標高が21mほどしかないのが特徴です。山から流れる川がないこの海域では、日本一ともいえるほどの透き通った海を見ることができるでしょう。
2019年3月に下地島空港の新ターミナルがオープンし、LCCが就航したことで、伊良部島と下地島はさらに注目されるようになりました。伊良部島にはおしゃれなカフェやレストラン、リゾートホテルやゲストハウスなどの宿泊施設が次々とオープンしていますので、是非伊良部島と下地島を一緒に訪れてみてくださいね。
下地島の場所と行き方
下地島の場所
下地島は宮古島の北西部にある伊良部島と接するように位置します。伊良部島と宮古島は伊良部大橋によって繋がっているので、フェリーや飛行機に乗る必要はなく、自動車で簡単にアクセスできるのが嬉しいポイントです。
下地島は、宮古島エリアで最西端のため、海岸から大パノラマの夕日を見るとができます。
下地島の行き方&巡り方
下地島まで | |
宮古空港から | 車で約30分 |
下地島空港には現在ジェットスターの便が運行しており、成田空港や関西国際空港から直接訪れることができます。この下地空港は2019年3月に開業したばかりで、それまでは宮古空港から伊良部大橋を渡り伊良部島を経由して訪れることしかできませんでした。
現在でも宮古空港からのルートが一般的ですが、LCCの就航によって、より低価格で訪れることができるのが嬉しいですね。交通手段は、レンタカーやバス、タクシー、自転車があります。
もちろんおすすめはレンタカーですが、免許をお持ちでない方や車の運転に不安のある方は、宮古島の観光タクシーを利用するのが良いでしょう。宮古島からバスで行くこともできますが、本数が少ないためあまり便利ではありません。体力のある方は、宮古島で自転車を借りて伊良部大橋をサイクリングするのもいいですね。潮風が心地よく、車では味わえないような爽快感を感じられることでしょう。
下地島の魅力
ダイビングやシュノーケリングに最適な海
下地島はサンゴ礁が隆起してできた島であるため、周囲の海がとても綺麗なのが特徴です。地形が隆起していないので、高い山がなく展望台のようなスポットがない一方で、山から流れる川の水でプランクトンが繁殖することもないため、海が濁らず透明な海水を保っているのです。
特に天気が良い日には、陸の上からでも遠くの海に生息するサンゴ礁や熱帯魚まで見ることができるでしょう。シュノーケリングやスキューバダイビングでは、海の中でも50m先まで見ることができ、感動すること間違いなしです。
自然の美しい名所がたくさん
下地島は、下地島空港ができて開通するまであまり注目されていませんでした。そのため、下地島は宮古島に比べて観光地としての開発が進んでおらず、手つかずの自然を感じられるスポットがあるのです。
海岸沿いには名前もついていないような小さなビーチが無数に存在し、浅瀬でも珊瑚礁や熱帯魚がたくさん生息する天然の水族館のようなスポットもあります。宮古島からレンタカーで気軽に訪れることのできる下地島で、大自然の美しさを感じてみるのはいかがでしょうか。
たくさんのアクティビティフィールド
さらに下地島の各スポットでは、多くのアクティビティを体験することができます。シーカヤック、シュノーケリング、ファンダイビング、体験ダイビングなど様々な楽しみ方ができるので、メンバーに合わせてプランを考えることもできますね。
カヤックでは、海の上から海底のサンゴ礁や熱帯魚まで見渡せますし、シュノーケリング、ダイビングでは、カラフルな海中世界を間近で楽しむことができるでしょう。
下地島のベストシーズンは?
下地島には、南国気分を味わえるスポットが多くあります。そこでの雰囲気を楽しむには、ベストシーズンである夏の時期に訪れることをおすすめします。夏場は気温も高く、海を眺めているだけでつい海に入りたくなるシーズン。
是非、下地島の海を楽しんでください。さらに、ギラギラとした太陽が照りつけることで、一層海が輝いて見えるので、まさにベストシーズンといえるでしょう。
下地島のオススメスポット
下地島スポット | 魅力 |
中の島ビーチ | カラフルサンゴと熱帯魚がビーチからすぐの所にいっぱい。ぜひシュノーケリングツアーに参加してみてください |
17END | 遠浅のビーチでサンセット時の神々しさは日本有数です |
35END | 今話題の天然ビーチ。トイレ等の設備は何もないですが、シュノーケルを楽しむのにおすすめです |
通り池 | ダイビングで人気のスポットですが、上からでも透明度抜群の海を観察できます |
伊良部島の西側に位置する下地島はまだまだあまり開発されておらず、手つかずで熱帯魚や珊瑚が生息している天然ビーチが沢山あります。ここでは下地島に来たら必ず言って頂きたいスポットをご紹介!
中の島ビーチ
中の島ビーチは下地島の中でも、シュノーケルやダイビングスポットとして人気です。下地島の西側に位置し、入江状になっている地形が潮の流れを緩やかにさせています。
このビーチはサンゴ礁の欠片や岩場などでゴツゴツとしているため、しっかりとしたサンダルやマリンシューズを用意することをおすすめします。海に入れば浅瀬にもサンゴ礁や熱帯魚が豊富に生息しており、まさに”天然の水族館”の名にふさわしい海中世界が広がっています。
所要時間 | 伊良部大橋から車で約15分 |
現地スタッフの一言 | 中の島ビーチではクマノミが4種類も見れます。カラフルサンゴもいっぱいです。 |
⇒中の島海岸 (カヤッファ)の詳細はこちら
17END
17ENDは下地島の北側に位置し、干潮時には遠浅の海がどこまでも続く絶景を見られるスポットです。さらに、近くには下地空港の滑走路もあるので、運がよければ飛行機が飛んでいく姿を間近で見ることができるでしょう。
この場所には干潮時に姿を現すビーチがあり、遊泳禁止ではありませんので海に入ることも可能です。ただし、監視員などはいませんので、沖に流されないようにご注意を。
西側に遮るもののない17ENDはサンセットの名所としても知られています。午後から夕方にかけて訪れ、ロマンチックな絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
所要時間 | 伊良部大橋から車で約20分 |
現地スタッフの一言 | 下地島空港に発着する飛行機を眺めながらシュノーケルを楽しめます。 |
35END
出典:宮古島の癒し
17ENDが下島空港の滑走路北側に位置するのに対して、35ENDは滑走路の南側にあるスポットです。この場所は、入り江になった場所に小さなビーチがあり、シュノーケリングや海水浴を楽しめます。
17ENDはInstagramなどで有名になりましたが、35ENDはまだあまり知られておらず、穴場スポットと言えるでしょう。トイレや売店などはありませんので、しっかりと準備をしてから向かうようにしましょう。
所要時間 | 伊良部大橋から車で約15分 |
現地スタッフの一言 | まさに手つかずのビーチが広がっています。自然以外何もないのでしっかり準備が必要です。 |
通り池
下地島には、通り池と呼ばれている2つの池が並んだスポットがあります。2つの池は地下の空洞で繋がっており、さらに海側の池は地下で海に繋がっています。
そのため、潮の満ち引きによって水位が変化し、急激な温度変化によって生じる「サーモクライン」という水の色が変化して見える現象を観測することができます。
また、この場所はダイビングスポットとしても有名です。オニイトマキエイ、ナポレオンフィッシュなどの生物が生息していますので、ダイビングで珍しい地形とそこに住む生き物を観察してみてはいかがでしょうか?
所要時間 | 伊良部大橋から車で約18分 |
現地スタッフの一言 | ダイバーに大人気のポイントです。また、下地島ドライブで上から通り池を見ることもできます。 |
⇒通り池の詳細はこちら
下地島周辺のおすすめツアー
【宮古島】カラフルサンゴいっぱいの中の島ビーチシュノーケリング-半日コース-(mi-015)
「天然の水族館」と呼ばれる中の島ビーチにて、半日でシュノーケリングを行うツアーです。
シュノーケリングツアーに参加すれば必要な道具はレンタルでき、ガイドがしっかりレクチャーしてくれるので、初心者の方でも気軽に楽しめます。中の島ビーチでは、浅い場所でもたくさんの珊瑚礁と熱帯魚の生息する景色を楽しむことができますよ。
10:30(予約締切:当日9:00まで)
13:30(予約締切:当日12:00まで)
15:30(予約締切:当日14:00まで)大人(中学生以上):6,900円 / 小人(小学生以下):6,900円予約はこちら
【宮古島】クマノミに出会える中の島ビーチシュノーケリング&SUPクルージング-1日コース-(mi-016)
中の島ビーチで透明度抜群の海を丸1日かけて楽しむツアーです。午前中にシュノーケリングを行い、午後はSUPを行います。
シュノーケリングで「天然の水族館」と称される海を楽しんだ後は、南国のリゾート地で話題のSUPを楽しみましょう。SUPはボートの上に立ってオールで漕ぎながら進むので、一見難しそうに見えますが、実は5分も乗っていればすぐに乗りこなすことができます。
透明度抜群の海に浮かぶボードの上では、まるで宙に浮いているような感覚を味わえるでしょう。
【宮古島】中の島ビーチシュノーケリング&シーカヤック-1日コース-(mi-017)
中の島ビーチに生息するカラフルなサンゴ礁や熱帯魚をシュノーケリングで楽しんだ後、シーカヤックで海に浮かんでのんびりと過ごせるツアーです。
午前中に全身を使って泳いだ後は、安定性の高いカヤックに乗って綺麗な海に癒されましょう。下地島の海は透明度が高いので、カヤックの上からでもサンゴ礁や熱帯魚をはっきりと見ることができるでしょう。
↓↓GoToトラベル地域共通クーポン対象【宮古島】アクティビティ一覧↓↓
おわり
宮古島から気軽に行ける下地島は、綺麗な海や自然豊かなスポットです。
宮古空港からドライブをすれば、どんどん透明度が増していく海に驚くことでしょう。自前でシュノーケリングの道具を用意して楽しむこともできますが、ツアーであればより安全に行うことができます。現地に詳しいガイドに熱帯魚やサンゴの種類を教えてもらえば、楽しみも倍増することでしょう。
是非、下地島のツアーに参加して綺麗な海を満喫してください。
関連コラムはこちら↓
【宮古島】伊良部島のスポット・カフェ・ツアーご紹介!
宮古島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
宮古島の全アクティビティ
沖縄全域のツアーはこちら↓
沖縄トリップ