出典:4travel
仲宗根豊見親の墓の概要
「仲宗根豊見親の墓(なかそねとぅゆみゃのはか)」は、宮古島市街地からほど近い場所にある墓です。
仲宗根一族は15~16世紀初頭に台頭した一族で、「豊見親」とは首長や親方という意味の敬称です。
仲宗根豊見親の墓と、その近くにあるアトンマの墓、知利真良豊見親(ちりまらとぅゅみゃ)の墓は国の重要有形文化財に指定されています。
仲宗根豊見親の墓は琉球石灰岩をピラミッド型に積んだ巨大な墓で、当時の仲宗根一族の権力の大きさと石積みの技術の高さが伺えます。
アトンマの墓は、一族の側室達を本妻と同じ墓に入れることができないため、側室達のために建てられた墓です。
仲宗根豊見親の墓の楽しみ方
仲宗根豊見親の墓を見学する際は、その近くの知利真良豊見親の墓やアトンマの墓、漲水御嶽などの史跡巡りをするのがおすすめです。
漲水御嶽は、宮古島で数少ない、観光客や男性が立ち入ることのできる御嶽です。
宮古島の神話では、この漲水御嶽の場所に神様が降り立ち、宮古島の人々や大地が作られたとされています。
そのため、大変格式が高く宮古島の人々に大切にされてきた御嶽です。
宮古島の歴史や文化に興味のある方は、ぜひこれらの史跡を訪れてみてください。
ただし、いずれも島の人々が大切に守ってきた貴重なものなので、敬意をもって静かに見学するようにしましょう。
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仲宗根豊見親の墓の基本情報
名称 | 仲宗根豊見親の墓 |
所在地 | 沖縄県宮古島市平良字西仲漲水海岸(MAPで見る) |
アクセス | 平良港から徒歩で3分 |
駐車場 | あり |
食事(周辺) | なし |
トイレ | あり |
現地スタッフのおすすめコメント
平良漁港近く、通り沿いにある石造りで敷地の大きなお墓なので、すぐに分かります。他にはあまり見たことのないお墓で、目立っていますよ。宮古島の歴史や文化に興味のある方は、隣接するアトンマ墓など3つ合わせて、史跡を見学するのもいいですね。
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