沖縄本島(久米島エリア)-天后宮-
出典:4travel
天后宮の概要
真謝地区のフクギの木に囲まれた境内に、1756年に建てられ、沖縄県の有形文化財に指定されている天后宮は、地元では菩薩堂(ぼさつどう)と呼ばれています。
中国の航海の女神である媽祖(まそ)を祀り、航海安全を祈るパワースポットになっています。
媽祖の両側には、悪神だったが媽祖によって改心したといわれる、従者の千里眼(せんりがん)と順風耳(じゅんぷうじ)の像も祀られています。
天后宮の楽しみ方
航海の神様、媽祖というのは、中国の宋の時代に生きた実在した女性です。
才気に優れ、信仰心の厚い少女で、16歳の頃に神通力を得ると、神憑り的な力を発揮し、数々の海難事故から、多くの人々を救ったのですが、28歳の時に父が海で遭難したにも関らず、救うことが出来ずに、父はそのまま行方不明。
彼女は旅に出て、峨眉山に籠り、仙人に仕えて修業し、のちに神になったと伝えられています。
島民は天后宮を菩薩堂と呼びますが、菩薩は仏教の仏様、媽祖は中国道教の神様ですね。
古い時代の素朴な島民にとっては、道教も仏教も神も仏も区別は無く、有難い女神様の全てが菩薩様なのでしょう。
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天后宮の行き方・周辺スポット
【周辺スポット】
・旧仲里間切蔵元跡石牆 : 役所跡の石垣塀。
・仲原善忠生誕の地 : 歴史学者、仲原善忠の生家。
天后宮の詳細
カテゴリ | 寺・神社 |
住所 | 沖縄県島尻郡久米島町真謝66(Google Mapを見る) |
アクセス | 1) 兼城港から車で20分 2) 久米島空港から車で30分 |
営業時間 | |
休業日 | |
料金 | |
その他 |
現地スタッフのおすすめコメント
美しいフクギ並木のある真謝部落を散策するとき、立ち寄ってみましょう。沖縄県の有形文化財に指定されており、遭難した中国の冊封使の船団により贈られた菩薩堂です。航海安全を祈るパワースポット!パワーをいただけるといいですね。
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