【沖縄・八重瀬】2h_沖縄の伝統遊び体験！美しい変わり凧「フータン」作りに挑戦（ok-243）

沖縄には、古くから伝わる伝統的な遊びや文化がたくさんあります。 今回は、そんな沖縄の伝統的な遊び道具「フータン」を、自分自身で作ることができるワークショップをご紹介します。

フータンってどんな遊び道具？

「フータン」は、沖縄の方言で「風弾」と書きます。 蝶の形をした小さな凧で、凧揚げの糸に吊るして一緒に飛ばすと、風を受けて凧に向かって近づいていく様子が、まるで蝶が天に向かって飛んでいるように見えることから、この名前が付けられました。

フータンは、沖縄の昔からの遊びで、子供たちが遊びの中で自然と触れ合い、風を感じながら楽しむ伝統的な遊び道具です。 地域によって呼び方が異なり、那覇では「フータン」、八重山では「シャクシメー」と呼ばれています。

フータンの秘密：風を受けて舞う仕組み

フータンは、凧を揚げたときその揚げ糸に吊るすと風を受けて揚げ糸に沿って上昇し、凧のところまでいくと羽を閉じて紙ふぶきを撒きながら手元へ戻ってくる仕掛け遊びです。

「風弾」という字が当てられるように、風を利用して遊ぶ仕組みが特徴です。 蝶形のものが多く、これを「ハビル(蝶)フータン」と呼びますが、セミなど、他の形をしたフータンも存在します。

竹と紙で作る、伝統的なフータン

ワークショップでは、実際に竹と紙を使って、自分だけのフータンを作ることができます。

竹でできた骨組みは、あらかじめ用意されているので、初心者の方でも安心です。 説明を聞きながら、順番に組み立てていきます。 フータンは、チョウチョやセミなど、羽の形を元にした伝統的な美しい形状をしています。

色付けは自由！自分だけのフータンを完成させよう！

フータンの骨組みが完成したら、後は好きな色や模様を塗って、自分だけのオリジナルフータンを作ります。

カラフルな絵の具を使って、思い思いの色合いに仕上げてみましょう。 伝統的な模様や、沖縄の風景をイメージした絵を描いてもいいですね。

風に乗って、フータンを飛ばしてみよう！

完成したフータンは、実際に風に乗って飛ばしてみることができます。

ワークショップでは、フータンを揚げるための糸も用意されているので、作ったその日に、青空の下で、風を感じながらフータンを飛ばすことができます。

子供たちも大喜び間違いなし！ 沖縄の伝統的な遊びを体験して、楽しい思い出を作りましょう。