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6月の西表島は梅雨の時期と重なるため、ベストシーズンとはいえないかもしれません。
しかし、この時期限定で“幻の一夜花”サガリバナを見られたり、観光客の少ない中でアクティビティを最大限楽しめたりと、6月の西表島を思う存分楽しむこともできます。
では具体的に、どのようなスポットやアクティビティを楽しめるのでしょうか？ここでは、西表島観光に訪れる前に知っておくと、より楽しめる情報をお伝えいたします。
それでは、6月の西表島のおすすめスポットなどについて紹介していきます。
西表島の6月は？
西表島の気候は、本州とは違い、亜熱帯海洋性気候に分類されます。
気象庁の統計によると、西表島の平均気温は２７.７度（東京は２３度）で、皆様が想像する通りの暖かい南の島です。
西表島では、５月中旬から６月末にかけての約４０日間が梅雨の時期となり、特に６月は蒸し暑い日が続きます。また、６月の時期は梅雨の到来に伴い、「スコール」という突発的な土砂降りも増えます。
しかし、年によっては梅雨の時期でもあまり雨が降らない「空梅雨」の場合もあるようです。
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西表島の梅雨はいつ頃開けるの？
５月中旬から始まる梅雨ですが、梅雨明けのタイミングは６月の中旬以降となります。
本州と同じように、梅雨があけるとカラリとした晴天の日が多くなります。梅雨明けから７月末にかけての期間が西表島観光のベストシーズンです。
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西表島の6月はサガリバナシーズン真っただ中
６月は、期間限定で見られる「サガリバナ」が花を咲かせます。サガリバナが見られる期間は、5月の上旬から7月下旬までです。
夜と早朝の2つの楽しみ方がサガリバナにはあります。白やピンクを基調とした美しい見た目に加え、ロマンチックな甘い香りが人々を魅了します。
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西表島の6月の天気・天候・服装
西表島の6月の天気・天候
| 平均気温 | 27.4℃ |
| 最高気温 | 30.2℃ |
| 最低気温 | 25.1℃ |
| 水温（最低/最高） | 27～28℃ |
| 降雨日数 | 8日 |
| 日の出 | 5時55分 |
| 日没 | 19時30分 |
| 平均気温（東京） | 21.4℃ |
冒頭でも説明したように、６月の西表島は蒸し暑い日が続きます。天気は不安定で、突発的な雨が多くなりますので、天候に合わせて服装を準備しましょう。
西表島の6月の服装
６月の西表島は気温が高いので、服装は半袖・半ズボンで過ごせます。
ただ屋内は冷房でキンキンに冷えていることが多いので、長袖を準備しておきましょう。特にフェリー内は冷房が効いています。フェリーで移動する場合は長袖を着るのがおすすめです。
西表島の6月の台風の状況は？
６月は、７月や８月ほど台風はきません。とは言え、沖縄では平均して月２回台風がくると言われています（直撃は月に１回あるかどうかです）。
台風の場合は、予約しておいたアクティビティやツアーができなくなってしまいます。事前に天気を確認し、ガイドさんと連絡を取り合えるようにしておきましょう。
また、滞在中に台風にあう可能性もあります。その場合は、建物の中から出ないように注意して下さい。
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西表島の6月におすすめスポット
| おすすめスポット | 6月におすすめな理由 |
| イダの浜 | 6月の日差しはイダの浜の海をより一層キラキラとして見えます |
| 星砂の浜 | 高台にカフェ併設なので、突然の雨でもすぐに避難できます |
| 浦内川 | 遊覧船にクルーズで行けるので、突然のスコールでもほとんど濡れずに楽しめます |
| ゲータの滝 | ジメッとしがちの梅雨明けの時期でも清流に打たれれば気持ちいいです |
| 古見岳 | 6月の古見岳頂上からはより鮮明に海やマングローブ林を一望できます |
6月中旬に梅雨が終わり、一気に本格的な夏を迎える西表島。ここでは6月におすすめの西表島のスポットをご紹介！
イダの浜
6月のイダの浜は透明感たっぷりのビーチです。波のない日は、海の上からでも泳ぐ魚をみることができます。
海水浴におすすめのビーチで、遠浅のため、お子様連れの家族も安心して楽しめるでしょう。
イダの浜までは船を乗り継いでいくか、ツアー参加でシーカヤックで向かう必要がありますが、一見する価値のある場所です。
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星砂の浜
砂浜に星型の砂が混じっていることから、星砂の浜と名付けられました。
岩場には、様々な魚が隠れています。様々な種類の魚や星の砂を探してみましょう。
波が小さいので、海水浴におすすめのビーチです。小さいお子様でも十分に楽しめるので、シュノーケリングを楽しむのも良いでしょう。
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浦内川
浦内川は、西表島最大の川です。観光用の遊覧船が運航していることでも有名です。
遊覧船ツアーでは、片道３０分程度で浦内川のマングローブなどを巡ります。ガイドが、マングローブや西表島について解説してくれます。初めて訪れる方はツアーで行くのがおすすめです。
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ゲータの滝
ゲータの滝は、西表島東部にあります。
西表島には、他にも「ピナイサーラの滝」や「ユツンの滝」など、様々な滝があります。しかし、それらの滝はアクセスが悪く、辿り着くまでに時間がかかってしまいます。
一方ゲータの滝は、入り口から最速で片道３０分で到達可能です。西表島の中で最も気軽に行くことができる滝といえるでしょう。
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古見岳
古見岳は、標高４６９.５mを誇る西表島最高峰の山です。
ルートによって、巨大岩、ジャングル、滝など、様々な形の自然を楽しめます。特にジャングルでは、圧巻の景色が広がります。古見岳の大自然を思う存分楽しみましょう。
西表島の6月におすすめのアクティビティ
由布島水牛車観光
由布島は、周囲約２キロの小さな島です。
西表島から由布島へは水牛車に乗り、片道１５分程度です。由布島に向かう途中で、スタッフが西表島や由布島について教えてくれます。運がよければ、三味線で一曲披露してくれるかもしれません。
由布島には、植物園をはじめ、観光スポットがたくさんあります。皆さんがイメージしている南国情緒溢れる由布島水牛車体験を６月の心地よい日差しのなか味わえるはずです。
２時間程度で楽しめる由布島は、トレッキングなどのアクティビィとセットになったツアーが大人気です。魅力たっぷりの由布島を最後の最後まで堪能しましょう。
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SUP
SUP(サップ)とは、スタンドアップパドルサーフィン(Stand Up Paddle surfing)の略で、サーフボードの上に立って行うアクティビティです。
サーフィンとは違い、それほど高度な技術を必要としません。そのため、お子様から大人まで手軽に楽しめます。
西表島では、海で行うSUPに加え、マングローブ川や滝の近くでもSUPができます。
１つのサーフボードに複数人乗ることもできるため、カップルや家族で一緒に楽しめます。６月の強い日差しとマングローブ林、そこをSUPで進むという非日常的な体験をしましょう。
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キャニオニング
キャニオニングとは、山の中の渓流を下っていくアクティビティです。山の遊びと川の遊びの融合といったところでしょう。
キャニオニングは、本州でも楽しめる場所はあります。とはいえ、６月の暑い時期に西表島の大自然の中で行うキャニオニングは格別です。
ヤシガニやイリオモテヤマネコなどの西表島にしかいない動物との出会いや天然のプールなど、西表島ならではの体験となります。全身を使って、大自然を感じることができるでしょう。
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サガリバナ
前半でも書きましたが、サガリバナのシーンズンは5月中旬から7月下旬にかけてです。
サガリバナは夜にしか咲かない”幻の一夜花”です。夕方にかけてつぼみが開き、夜に白やピンク色の花を咲かせます。その花は翌朝には散ってしまい、散った花は早朝のマングローブ川を美しく彩ります。
サガリバナのツアーは、夜に満開のサガリバナを見に行くものと、早朝にマングローブの川に浮かぶサガリバナを見に行くものがあります。
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カヌー
西表島最大の魅力は手つかずの大自然が残るジャングルです。
そのジャングルの中を通る川をカヌーでクルージングするツアーが大人気です。カヌーをする川は両岸にマングローブの木々が生い茂り風が遮られるため、安全性が高く初心者でも安心して体験していただけます。
カヌーツアーは、半日コースから１日コースまで、様々なツアーが用意されています。自分の体力に合わせて選びましょう。
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鍾乳洞探検
西表島の魅力はジャングルだけではありません。西表島には、様々な鍾乳洞があり、中を探検することができます。
鍾乳洞ツアーの中でも特に人気を博しているのが大小２つの鍾乳洞をまわるツアーです。
鍾乳洞では、ジャングルとは違った動物たちに出会えるのも楽しみの一つですね。６月の暑い時期にひんやりとした洞窟に入る体験は、五感全てで楽しめるでしょう。万全な装備で鍾乳洞に向かうので、初心者の方も安心して参加できますよ。
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おわり
いかがでしたか？６月の西表島は、梅雨のシーズンと重なるからこそ航空券を安く手に入れることができ、空いている観光地を存分に満喫できるタイミングです。
１年のうちにほんの３ヶ月間しか花を咲かせない「サガリバナ」を見られる時期でもあります。また、混み合わない時期だからこそ、アクティビティを思う存分楽しむこともできるでしょう。是非参考にしていただき、６月の西表島観光を楽しんで下さい。
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