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西表島の夏とは？
沖縄県八重山諸島に属する西表島。ここは、島の約９０％が亜熱帯のジャングルに覆われている、まさに南国の秘境です。
青い空、エメラルドグリーンの美しい海、色とりどりの魚たち…西表島の夏は、これらの美しい大自然を満喫できるアクティビティが、１番豊富な季節です。
特に夏休み期間中は家族連れや学生さんのグループがたくさん訪れ、１年で１番西表島が盛り上がる特別な季節です！
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西表島の夏の天気・気温・服装
西表島の夏を最適に過ごす為にはどのようにすれば良いのでしょうか？夏の天気や気温、最適な服装のご紹介です。
西表島の夏の天気・気温
| 平均気温 | 平均最高/最低気温 | 降雨日数 | 平均気温（東京） | |
| 6月 | 27.4℃ | 30.2/25.1℃ | 8日 | 21.4℃ |
| 7月 | 28.9℃ | 32.1/26.5℃ | 8日 | 25.0℃ |
| 8月 | 28.3℃ | 31.1/25.8℃ | 10日 | 26.4℃ |
西表島の夏の気温は、最低でも25℃を超えるため、1日を通して真夏の暑さを感じられます。まさに南国！の気候を体感できるでしょう。
でも、注意が必要なのが台風です。7月～9月は特に台風が多く、平均で月に1～2回もの台風がやってきます。台風の影響で降雨量も多く、スコールに遭遇することもあるので注意が必要です。
旅行の際は、台風の影響をこまめチェックすることが、とても重要になります。
西表島の夏の服装
1日を通して気温が高いため、基本は半袖で過ごせます。 ですが、非常に強い日差しが降り注ぐので、紫外線対策は必須です！
快適に過ごすために、帽子やUV対策もできるような軽い羽織を持参するのがおすすめです。
また、トレッキングなど、ジャングルに入る際も注意が必要です。 蛇などがいるため、万一に備えて、肌を露出しない長ズボンやトレンカ等の着用をおすすめします。
夏の西表島の注意点
次に、夏の西表島を存分に楽しむための注意点を３点ご紹介します。
梅雨の時期
西表島の梅雨の期間は例年GW後の５月中旬～6月中旬です。本州に比べ、梅雨の時期が早いのが特徴です。
熱帯気候に属する西表島は、スコールと言って、バケツをひっくり返したような大雨が降ることもありますが、１、２時間で晴天になることが多いのです。
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台風
西表島の属する沖縄県は、ちょうど台風の通り道にあるため、7月は1回、8月は2回ほど台風が直撃します。
台風の影響は、空の便や西表島へ向かう船にも影響するので注意が必要です。 台風の影響で「行く途中で足止めを食らってしまった」「大事な用事があるのに西表島から帰れなくなってしまった」等の事態を防ぐためにも、出発の直前まで台風情報をチェックすることをおすすめします。
万が一、上記のような事態になった時のためにも、旅行日数には余裕を持って、またお金の持ち合わせもしっかりと準備した上で旅行に向かうことをおすすめします。
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熱中症
夏場の気温が高い西表島。空から降り注ぐ太陽の日差しは強烈で、熱中症対策が必要です。
各種アクティビティに参加する際は、必ず飲料を持参して下さい。本州に比べ高い気温と強い日差しに、自分でも気付かないうちに体は疲弊しています。水分補給は必須、帽子や首まわりを冷やすタオルなど、直射日光から体を守る道具も必要です。
熱中症、日焼け対策をしっかりとして夏のアクティビティを元気に安全に楽しみましょう！
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西表島の夏におすすめのスポット
夏は西表島全体が活気に包まれる季節！ここでは、夏にぜひ行って欲しいおすすめスポットをご紹介します！
バラス島
西表島から船で約10分の所にあるバラス島。 ここは白いサンゴ礁のかけらが集まってできた島で、別名“奇跡の島”と呼ばれています。
真っ白な直径わずか数十メートルほどの島は、潮の満ち引きによって姿を現すため、見られることがまさに奇跡！ 夏場は特に、バラス島の周りは透明度の高い海に囲まれ、熱帯魚とサンゴ礁が彩る、美しい世界が広がっています。
海に潜れば、太陽の光が水面をキラキラと照らし、まるで天然の宝石を見ているかのよう… その美しい光景に、誰もがうっとりとしてしまいます。
バラス島のおすすめは日中だけではありません。特に夏は、夕暮れ時もおすすめです。 強い日差しを避け、のんびりとバラス島を楽しめるだけでなく、潮が満ちて来るにつれ小さくなるバラス島を見ることができます。 サンゴだけでできた島なので、満潮になっても完全に沈むことはありません。
小さくなったバラス島に乗って写真を撮れば、夕日をバックにまるで海の上に浮かんでいるかのような素敵な写真が撮れるかもしれません！
⇒バラス島の詳細はこちら
オオミジャ川
西表島の夏は、ジャングルでの川遊びが最高に気持ちの良い季節です。
西表島の北東に位置するオオミジャ川は、起伏に富んだ、非常に面白い地形をしているため、キャニオニングに最適なポイントです。自然が作り出す、天然のウォータースライダーや飛び込み台など様々な遊びポイントがあり、大人も子供も天然のアスレチックに夢中になれること間違いなしです！
オオミジャの滝では、大自然の中、気持ちの良い空気をたっぷりと吸い込んで、豪快に滝つぼにダイブ！大自然を全身で満喫しちゃいましょう！
⇒大見謝の滝（オオミジャの滝）の詳細はこちら
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鍾乳洞
西表島のジャングルの中には、実はいくつもの鍾乳洞があります。
おすすめは3つの鍾乳洞が連なったポイント。1つ目は入口が大きめの鍾乳洞、2つ目は入口が小さめ、3つ目は全長100ｍはあろうダイナミックな鍾乳洞です。
ジャングルの中の鍾乳洞探索は、まるで探検隊になったかのよう！真っ暗な中、ライトを照らしながら探検する鍾乳洞もあり、ドキドキ・ワクワク体験が待っています。
鍾乳洞に差し込む光の加減も絶妙で、見とれてしまうほど…夏こそ火照った体をクールダウンできる、ひんやりとした鍾乳洞探検をしてみませんか？
⇒西表島鍾乳洞の詳細はこちら
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クーラの滝
西表島の北に位置するクーラの滝は、別名“幸運を呼び込む滝”とも呼ばれ、西表島の島民からも神聖な場所とされている特別なスポットです。
クーラの滝は、20分程の短時間のカヌーで到達する事ができて、カヌーやトレッキング初心者でも手軽に楽しめるのも魅力です。
マングローブ林が作り出す緑のカーテンを抜け、そこにあるのは静寂の空間。木漏れ日が水面を照らし、清々しい水しぶきを上げながら、川が滝つぼに落ちるのを見ているだけでも涼しい気分にさせてくれます。
夏場は滝つぼで水遊びも楽しめます！カヌー・トレッキング・水遊び…どれも短時間で満喫出来るクーラの滝は、夏場のおすすめスポットです！
⇒クーラの滝の詳細はこちら
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西表島の夏のおすすめアクティビティ
次に西表島の夏を１２０％満喫出来る、おすすめアクティビティをご紹介します！
キャニオニング
キャニオニングとは、「山遊び」と「水遊び」が合体した近年人気のアウトドアアクティビティです。大自然を満喫しながら、渓流を「下り」ながら楽しむため、「上り」で楽しむクライミングに比べ、比較的体力に自信のない方でもチャレンジしやすいのも特徴です。西表島は自然の宝庫！
手つかずのジャングルの中を進み、渓谷や沢の冷たい水と戯れ、天然のウォータースライダーを体験する…まさに大自然を贅沢に満喫出来るのがキャニオニングです。
美しい自然を全身で感じながら、疲れたら森林浴や清流の中で休むのも良し！「静」と「動」を両方楽しめるキャニオニングはきっと西表島だけです！
シュノーケリング
西表島が属する八重山諸島の海は、透明度・魚の多さ・サンゴ礁の美しさで世界トップクラスと言われています。夏の強い日差しを避け、美しい海に潜れば、そこにはサンゴ礁と色とりどりの魚たちが作り出す美しい世界が広がります。
西表島は島全体がシュノーケリングポイント！と言われているほどで、有名な「星砂ビーチ」をはじめツアーに参加すれば現地の人しか知らないプライベートビーチを開拓することも可能です。
ぜひ自分達のお気に入りのビーチを見つけて、シュノーケリングを楽しんでみませんか？
⇒星砂ビーチの詳細はこちら
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ダイビング
手軽に楽しめるシュノーケリングと違い、海のより深いところまで楽しむことが出来るのがダイビングの魅力です。
西表島の海は世界でもトップクラスのダイビングスポットと呼ばれ、世界中のダイバーが潜りに来るほどの聖地です。色鮮やかな魚とカラフルなサンゴ礁が彩る水中は、まるで天然のアート作品を見ているかのよう。さらに深くまで潜れば、神秘的な海の暗さが待っています。
夏の西表島の海は透明度もより一層高くなり、静かな海中ではまるで自分が海と一体化したような不思議な感覚を運んできます。
西表島には、バラス島をはじめ、船浮、網取、鹿ノ川湾など沢山のダイビングスポットがあり、それぞれ違った海の姿を体験できます。一言にダイビングと言っても、場所を変えれば全く違った海の世界を楽しめるのも、西表島ダイビングの魅力です。
SUP
ＳＵＰとはスタンドアップパドルサーフィンの略称で、分厚く長いボートをパドルで漕いで進むのが特徴です。
ＳＵＰは、“海の自転車”とも呼ばれ、その安定性と川や海、マングローブ林等どこへでも行ける手軽さが魅力です。
夏の強い日差しを満喫しに、海に出るのも良し、涼しさを求めて川やマングローブ林を散策するも良し。パドルを使うことで、長距離移動も可能になるので、自分のペースで、自分の行きたいところに自由気ままに行くことができます。
ＳＵＰを使って、西表島の美しい自然を、自分なりのペースで楽しんでみませんか？
バラス島ツアー
白いサンゴ礁のかけらが集まってできた“奇跡の島”バラス島。バラス島を目的に毎年西表島に足を運ぶという人も数多く存在します。
そんな魅力的なバラス島、個人の船での移動が必要なため、行くためにはツアー参加が必要になります。３６０℃エメラルドグリーンの海に囲まれた美しい真っ白い島には、サンゴ礁やダイビング、シュノーケリング、釣り等、海に関するアクティビティが全て揃っており、ツアーオプションとして楽しむことも可能です。
またバラス島の魅力は夕方や夜にも。茜色に染まる海と空を背景に、満潮に向け徐々に小さくなる島はとてもロマンティック。日中の暑さも弱まり、静けさに包まれるバラス島。
日が完全に落ちると、そこには満天の星空が！様々な魅力を秘めているバラス島。夏の西表島ならではの絶対に外せない貴重なスポットです！
⇒バラス島の詳細
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おわりに
大自然に恵まれた、美しい秘境、西表島。夏は西表島の大自然を１２０％満喫できる特別な季節です。
台風の影響も心配される季節もありますが、しっかりと対策を取れば心配はありません。
西表島が１年で１番活気に包まれる夏。豊かな自然を全身で受け止めに、ぜひ一度、夏の西表島に足を運んでみて下さい！
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