出典：4travel
大和井の概要
「大和井（やまとぅがー）」は、宮古島の市街地からすぐの場所にある石積みの井戸です。
国の史跡に登録されており、1720年に作られたと言われています。
琉球石灰岩を緻密に積み上げて作られた大和井は、そのすぐそばにある小さなぶとら井（ぶとらがー）とともに「大和井」という名称で史跡に登録されています。
巨大なサンゴ礁が隆起してできた島である宮古島には山や川がなく、降った雨は地下水となって湧き出します。
昔の人々は慢性的な水不足に苦しみながら、このような沸き水を大切に使用していたそうです。
大和井の楽しみ方
大和井の周囲は木々が鬱蒼と茂り、ひんやりとして静かな雰囲気です。
苔むした石灰岩がびっしりときれいに積まれている姿は、何とも趣深い光景です。
実はこの大和井は、当時の役人などの身分の高い人のために作られたものだと言われています。
そのため、このように精巧で立派な造りになっているのです。
一方すぐそばにあるぶとら井は、井戸であると気づかずに見逃してしまいそうなほど、一見するとただの洞穴のようですが、こちらを一般の庶民用としていたようです。
洞穴をのぞいてみると石の階段があり、これが水場であると気づくほどです。
もちろん大和井のような立派な石積みの壁はなく、簡素な造りとなっています。
宮古島の昔の人々の暮らしに関心のある方はぜひ訪れてみてください。
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大和井の基本情報
| 名称 |
大和井 |
| 所在地 |
沖縄県宮古島市平良字西仲宗根387（MAPで見る） |
| アクセス |
宮古空港から車で11分 |
| 駐車場 |
なし |
| 食事（周辺） |
なし |
| トイレ |
なし |
現地スタッフのおすすめコメント
大和井「やまとぅがー」と読むんですよ！本格的な井戸の跡なので見学してみましょう。身分の高い人のために作られた井戸なので、立派な造りなんです。近くにある洞穴のような井戸との違いを見てみるのも昔の史実が学べそうですね。
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