沖縄本島(伊江島エリア)-公益質屋跡-
出典:4travel
公益質屋跡の概要
1929年に政府の融資を元に設立された金融機関です。
コンクリート造りの建物も、1945年のアメリカ軍の砲撃により、無残な姿を見せています。
昭和初期に公益質屋法という特別法ができ、社会福祉事業の一環として公益質屋という質屋を営業することが認められていました。
民間の質屋より低利息に抑えられ、今の政策金融公庫様に公益のため、金利を安くし、社会福祉に貢献しました。
2000年には公益質屋法自体が廃止されました。
公益質屋跡の楽しみ方
伊江島では1945年4月16日に日本軍とアメリカ軍での激しい大戦がスタートしました。
アメリカ軍に伊江島周囲を囲まれたため、兵隊だけでなく伊江島の住民も狩り出され、総勢3500人がアメリカ軍に立ち向かったのです。
日本軍は、伊江島で最も高い伊江城山に陣地を設け、アメリカ軍は、海から大砲射撃をします。
この公益質屋は、海と伊江城山の中間にあるため、海側のコンクリート壁は、大砲の大きな穴が開いています。
伊江島には、戦争遺跡がたくさん遺っています。厳粛な気持ちで訪れて下さい。
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公益質屋跡の行き方・周辺スポット
【行き方】
(沖縄本島本部港-伊江島はフェリーで30分、日に4便、夏休みは5便)
伊江港から車で10分。
【周辺スポット】
・ニーバン ガズィマール : アメリカ軍から逃げた二人の日本兵が2年間暮らしたガジュマル
・アハシャガマ : アメリカ軍から逃げた島民たちが自決した洞窟。
公益質屋跡の詳細
カテゴリ | 名所・史跡 |
住所 | 沖縄県伊江村東江上75 (Google Mapを見る) |
アクセス | |
営業時間 | |
休業日 | |
料金 | |
その他 |
現地スタッフのおすすめコメント
艦砲射撃による大きな穴、機銃掃射による無数の弾痕は生々しいものです。周りの穏やかな風景にそぐわない廃墟を見るのは、衝撃的!沖縄戦争中に艦砲射撃でできた大きな穴がそのまま廃墟として残っているんですよ。
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