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世界遺産、斎場御嶽とは?
沖縄旅行は、誰もが一度は行きたくなると思いますが、その多くは国内でありながら南国気分を味わうことができることが魅力なのではないでしょうか。しかし、沖縄の魅力はそれだけではありません。沖縄を代表する拝所として知られる斎場御嶽をはじめとして、沖縄県内の各地には霊的なパワースポットと呼ばれる場所がいくつも点在しているのです。実は、沖縄は別名スピリチュアル大国とも呼ばれており、霊的なパワーを感じることができるスポットが多く存在しているのです。
その中でも、斎場御嶽(せーふぁーうたき) は古くから存在する霊的なスポットとして有名です。沖縄本島の南部にある南城市の南東部に、位置しており、毎日のように多くの観光客が訪れる超人気スポットです。琉球王国をかつて創ったと言われている「アマミキヨ」によって造られたと言われており、沖縄の始まりの最高の聖地と謳われています。斎場御嶽の中は、まるでジャングルのような生い茂った木々や、岩場の多い地形で構成されています。そのため、大自然の静寂の中で、神聖な場所をまわることができるのが嬉しいポイントです。
敷地内は、1本道で奥まで進んでいくシンプルな経路となっているので、景色を楽しみながら径路を進んでいけるのが嬉しいですね。道沿いに所々置かれている拝所に寄り、神聖な沖縄独特の気分に浸りながらまわると良いでしょう。さらに、時間によって斎場御嶽内をツアーでまわることができるので、より詳しく斎場御嶽や沖縄の歴史について知りたいという方は、参加してみると良いでしょう。
斎場御嶽への行き方・料金など
斎場御嶽への行き方
レンタカー
住所 | 沖縄県南城市知念字久手堅539 |
行き方 | 那覇空港から車で約45分 |
駐車場 | 約150台 |
斎場御嶽は、沖縄の南東部に位置する知念岬の近くに位置しています。このあたりは、観光スポットが多く点在していますが、市街地から少し離れています。そのため、道路は2車線でゆったりと走ることができますが、渋滞に悩まされることなく、進むことができるのが良いですね。レンタカーで向かう場合は、時間があるのであれば、沖縄南部の海沿いを走っている331号線をぐるっとまわるコースをおすすめします。
この道には、ひめゆりの塔をはじめとして、沖縄を代表する観光スポットが多く点在しています。そのため、向かっている途中に寄り道をしながら、観光を楽しむこともできるのが良いですね。さらに、海沿いの道なので、沖縄らしい海風を楽しみながら過ごすことができます。その分、直通ルートではないので、時間に余裕がある人限定のコースと言うことができるでしょう。
タクシー・バス
斎場御嶽行き(那覇空港から) | 所要時間 | 料金(目安) |
タクシー | 45分 | (片道)約7,000円 |
バス | 約1時間 | 830円(県庁南口から) |
また、車を利用しない方は、那覇空港からタクシーかバスに乗るという方法があります。タクシーであれば、斎場御嶽(せーふぁーうたき)と伝えれば、片道約7000円ほどで向かうことができるでしょう。地元の近道に詳しいタクシーの運転手が案内してくれるので安心ですね。もし、そのまま沖縄本島を観光するというのであれば、距離によって料金が変わる通常のタクシーとは異なる、観光タクシーがおすすめです。観光タクシーであれば、時間によって料金が決まっているので、メーターを気にすることなく観光を楽しむことができるでしょう。
また、バスで訪れる場合は、モノレールの県庁前駅、「県庁南口」バス停から38番バスに乗ると乗り換えなしで訪れることができます。料金も830円という格安で、さらに1時間ほどなのでタクシーと変わらない時間で到着します。しかし、沖縄のバスは本数が少ない上に、遅れることが多いのが特徴です。バスからの景色をゆっくりと眺めたいという方にはおすすめです。
斎場御嶽の入場料金
楽しみ方 | 料金 |
個人 | 大人:300円、小人:150円 |
ガイド付きツアー | 1組:2000円(10人まで) 1人追加毎に+100円(約50分) |
斎場御嶽に入る前に、ビデオ講座があります。そこで斎場御嶽の事を知ってから散策スタートです。また、駐車場から受付のところまで徒歩で行くのですが、カフェやお土産屋さん等があり賑やかです。
斎場御嶽の観光スポットまとめ
斎場御嶽の観光スポット | ひとこと |
斎場御嶽(せーふぁうたき) | 2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして登録された世界遺産。琉球王国最高の聖地。 |
三庫理(サングーイ) | 「チョウノハナ」と呼ばれる拝所があり、遠くには久高島がみられる絶景です。 |
大庫理(ウフグーイ) | 斎場御嶽の最初の拝所で、一番座という意味を持っています。「お名付け(霊威づけ)」の儀式が行われた場所としても有名 |
三角岩 | 斎場御嶽で一番の見どころの三角岩。三角の形をしたトンネルが有名です。 |
御門口(ウジョウグチ) | 斎場御嶽に入る入口。かつては琉球王府関係者のみが入ることができました。 |
シキヨダユルとアマダユルの壺 | 絶壁に突き出た2本の鍾乳石が有名。ここから滴る水は「聖なる水」といわれています。 |
艦砲穴 | 沖縄戦争時の砲弾の跡がみられます。 |
寄満(ユインチ) | 「台所」の意味を持つユインチ。琉球の国内外から山幸・海幸の集まる「豊穣の寄り満つる所」としての意味を持ちます。 |
久高島遥拝所 | 「神の島」と呼ばれる久高島がみられるポイント |
駐車場から受付まで片道約10分、ゆっくり個人で斎場御嶽を回って約1時間ほどとなります。
斎場御嶽をお参りする際の注意点
斎場御嶽(せーふぁーうたき )は、とても人気な観光スポットです。しかし、訪れる際にはいくつかの注意点があるので、覚えておきましょう。
まず1点目は、休館日があるという点です。沖縄の最古から残る歴史的なスポットとして、斎場御嶽はその静寂さを保つためという理由から、1年間に2回の休館日を設けています。旧暦の5月1日~3日、そして10月1日~3日にあたる、6月3日~5日と10月28日~30日の2回です。他にも沖縄で有名なパワースポットは多く存在します。もしこの時期に沖縄観光が重なって、斎場御嶽に行くことがなかなか難しいという場合は是非、他のスポットを検討することをおすすめします。また、この休館日は、旧暦に合わせて設定されているので、毎年異なります。公式のホームページで確認することをおすすめします。
2点目の注意点は、大自然を汚さないように気をつけて観光をしていただきたいことです。斎場御嶽は、今や沖縄本島の中でも、人気の観光スポットです。そのため、毎日のように多くの観光客が訪れています。敷地内の景色に悪影響を与えないようにしたいものですよね。観光をする上での最低限のマナーを守り、ゴミの持ち帰りなども気をつけたいですね。
その他の沖縄で楽しめるパワースポット
神の島・久高島
久高島は、南城市にある離島で、斎場御嶽からも見ることができるほど近くに位置している島です。そのため、気軽にサクッと日帰りをすることができるので、観光客にも人気の島になっています。実は、斎場御嶽を創ったと言われる「アマミキヨ」が生まれた土地として、斎場御嶽と深い繋がりのある土地なのです。島の周囲は約8kmと小さく、島でレンタサイクルを使ってゆっくりとまわることもできます。周りが綺麗な海に囲まれているので、潮風を感じながらのんびりと過ごせるのがおすすめのポイントといえるでしょう。
⇒久高島の詳細はこちら
首里城
首里城は、沖縄観光の中でも代表的な観光スポットです。かつて琉球王国の中心地とされており、ここから沖縄全体が動いていたという歴史的な背景を感じることができるでしょう。首里城には、無料のエリアと、有料エリアがあって、中へと入れば入るほど、よりディープな沖縄の歴史に触れることができます。中でも本殿の入り口のそばにある「園比屋武御獄石門」は、最古のパワースポットとして有名で、首里城ができる前からあったといわれています。
⇒首里城の詳細はこちら
ガンガラーの谷
ガンガラーの谷は、斎場御嶽と同様に南城市に位置するパワースポットです。かつて鍾乳洞であったこの一帯は、鍾乳洞にヒビが入って谷の地形になったと言われています。現在では、緑が多く茂っているので、敷地内はまるで亜熱帯のジャングルを探検しているようにして観光をすることができるでしょう。ガンガラーの谷を観光する際は、ガイドによるツアーでしかまわることができないので、安全に巡ることができて安心です。洞窟内でゆったりと過ごせる鍾乳洞カフェもおすすめスポットです。
⇒ガンガラーの谷の詳細はこちら
大石林山
沖縄の最北端に位置する辺戸岬近くにある大石林山は、最北端に位置するジャングルと言われています。敷地内をバスで移動し、3つのコースを選んで巡ることができるので、体力的に自信がない方でも自分の体力に合わせてまわることができるのが嬉しいですね。どのコースを巡ったとして、コースにはパワースポットが点在しているので、神聖な気分を感じることができるのがおすすめポイントです。高台から眺められる景色は、遠くの水平線まで見渡すことができる大パノラマなので、是非、見逃さないようにしたいですね。
⇒大石林山の詳細はこちら
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まとめ
沖縄は、綺麗な海を楽しめるイメージがあります。しかし、パワースポットも多くの観光客に人気なのです。パワースポット巡りの良いところは、観光を楽しみながら、霊的なパワーをもらい、リフレッシュして帰ることができるということです。まだ、沖縄旅行で予定が決まっていない方は、是非、観光スポットとして取り入れてみることをおすすめします。
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