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【沖縄本島】やんばるのマングローブ林で遊ぼう!

沖縄のマングローブカヤックについて

沖縄のマングローブとは?

日本の中でも、唯一亜熱帯の気候を楽しむことができるのが沖縄です。本州よりも南に離れた場所にあり、赤道に最も近いことから、本州とは異なった気候を楽しむことができるのです。亜熱帯地域の目立った特徴の一つに、マングローブ林があります。川と海の境目にできるマングローブ林は、川の淡水と海の海水が混ざる場所に分布する変わった特徴を持っています。

沖縄に訪れると、普段よりも温度も湿度も高いので、日差しが強く感じられるかもしれません。しかし、マングローブ林に囲まれていれば、木々や葉の重なりにより日差しも遮られて、涼しい快適な旅行をすることができるでしょう。ここでは、沖縄旅行をする際にマングローブ林をより身近に感じられる遊び方を紹介します。

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沖縄本島で見られるマングローブ4種類

種類 特徴
オヒルギ 最大10mほどの大きさ。膝(ひざ)の様に根が逆Vの字になっているのが特徴。緑色の葉っぱに塩分を溜めて葉が落ちるころには黄色くなっているのも特徴。
メヒルギ 最大8mほどの大きさ。板の様に根が育っていくのが特徴。オヒルギ同様に葉に塩分を溜めるため緑⇒黄色に色が変わっていきます。
ヤエヤマヒルギ 最大10mほどの大きさ。タコの足のような根の張り方が特徴です。みんながイメージしているマングローブに最も近いかも。
ヒルギモドキ 最大10mほどの大きさ。湿地帯にも生息していますが、他のマングローブとは違い砂地にも生息しているのが特徴。

実はマングローブというのは木の総称でそれぞれに種類があります。日本国内には全部で7種類のマングローブがありますが、その中で沖縄本島で見られるのが「オヒルギ」、「メヒルギ」、「ヤエヤマヒルギ」、「ヒルギモドキ」の4種類。マングローブツアーなどではこの4種類全部見られるツアーもあるので、違いを理解してからツアー参加するのもおすすめです。

沖縄のマングローブスポット

慶佐次川

沖縄本島の北部、東側の海岸を流れているのが慶佐次川です。ここの一帯は、マングローブ林として有名で、川の両側にマングローブの緑が生い茂っているのがわかります。カヤックで周りの景色を楽しみながら、優雅なひとときを過ごすことができるでしょう。慶佐次川は、海へと向かっていくと慶佐次湾へとつながっています。このあたりでは、大通りが交差しているので、ドライブをする方の休憩場所としても利用されており、意外にも人気スポットといえます。この地域をドライブしていると、景色が変わらずに眠くなってしまうことも多いので、ホッと一息着くための休憩場所として重宝するでしょう。

慶佐次湾のヒルギ林の詳細はこちら

億首川

出典:緑と那覇のひろば

億首川は、沖縄北部の金武町にあるマングローブ川です。沖縄本島のマングローブ林の中でも特に広大な面積を持っており、ジャングルの中を冒険している気分にさせられるでしょう。さらに、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなど、川沿いには豊富な植物の種類を見ることができます。とても多くの生物や植物が生息していることから、「日本の重要湿地」として定められており、ここでしか体験できない貴重な経験をすることができます。シーカヤックで億首川を移動すれば、多様な生物を見渡しながら楽しむことができるので、飽きることなくアクティビティに参加することができるでしょう。亜熱帯地域の植物に興味がある方は、是非、一度は訪れて欲しいスポットです。

比謝川

出典:沖縄情報IMA

沖縄中部を流れる比謝川は、沖縄本島で最大の流域面積を持つ川です。流域面積はとても広く、沖縄市の動物園である沖縄こどもの国から、沖縄市の市街地を通り抜けます。その後、キャンプシールズと呼ばれるアメリカ軍基地内を通り抜け、嘉手納町、読谷村へと流れていくのです。沖縄の玄関口である那覇空港から北へと車で1時間走らせれば、比謝川へとたどり着けるのが嬉しいところです。沖縄で体験できる大自然といえば、ほとんどが空港から北上して、移動距離が長くなるイメージがあります。しかし、この比謝川は比較的近い場所にあるので、サクッと訪れることができるのです。

近場だからといって、マングローブ林は少ないわけではなく、川の両側には生い茂ったマングローブ林の景色が広がっています。是非、本格的なマングローブ体験を、比謝川でサクッと楽しみたいですね。

沖縄本島で参加できるマングローブツアー

【沖縄本島・金武町】ジャングル探検!億首川のマングローブカヤック(ok-016)

金武町に流れる億首川では、マングローブの中をカヤックでクルージングするツアーが人気を集めています。濡れても良い服装を着て参加すれば、必要な道具は全てレンタルできるので、気軽に楽しむことができるでしょう。なんといっても、生息している生物や分布している植物の数が豊富なので、周辺の移り変わる景色を楽しみながら漕ぎ進めることができます。特に、億首川は川の水面から上へと伸びるマングローブの木々が印象的です。木の枝を避けながら漕ぎ進めれば、冒険気分を味わいながら楽しむことができるに違いありません。

沖縄の離島で参加できるマングローブツアー

【石垣島】天然記念物を巡る!宮良川マングローブSUP&洞窟体験-半日コース-(is-019)

宮良川の洞窟周辺でSUPクルージング

石垣島に流れる最大級のマングローブ林、宮良川でのSUP体験が楽しめるツアーです。SUPは安定性の高い1枚のボードに乗るので、初心者でも簡単に乗りこなせるのが嬉しいポイントです。水上自転車と呼ばれるSUPに乗りながら、水面の波を感じながら楽しく過ごすことができるでしょう。宮良川の途中にある洞窟にも立ち寄って、冒険気分を感じながら過ごすことができます。わからないことはガイドがしっかり教えてくれるので、安心して楽しみ尽くせるはずです。

【石垣島】夜の亜熱帯を体感!星空&ナイトマングローブSUP(is-020)

石垣島の広域に広がるマングローブ林にて、夜の時間を過ごせるツアーです。夜のマングローブ林は、日中に比べてまた違った雰囲気があり、冒険気分を味わうことができるでしょう。さらに、満天の星も目に入ってくるに違いありません。実は、石垣島は星空保護区に指定されており、夜になると都会では見ることができないほどの星空を見ることができます。暗いマングローブ林は、目で見えるものだけでなく肌で感じたり、香りを感じたりと様々な楽しみ方ができるのもまた良いですね。

【石垣島】秘境の滝を目指して!吹通川マングローブSUP&トレッキング(is-006)

吹通川でのマングローブSUP

石垣島の吹通川では、SUPとトレッキングを同時に楽しめるツアーがあります。このツアーでは、吹通川の上流にある屋比久の滝へと向けてツアーを行います。屋比久の滝は、「縁結びの滝」として知られており、カップルが一緒に目指すにはぴったりのスポットといえるでしょう。途中まではSUPで川を登っていき、途中からはトレッキングに切り替えます。暖かい日でも、川に浸かりながらのリバートレッキングなので、涼しい時間を過ごせるに違いありません。

【西表島】亜熱帯マングローブクルーズ&ウミガメと泳ぐバラス島シュノーケリング(ir-037)

西表島のマングローブの雄大さを全身で感じられるツアーと、シュノーケリングがセットになったプランです。西表島は、島の9割がマングローブ林で覆われているため、広大なジャングルをカヌーのクルーズによって楽しむことができます。ゆったりと水面に浮かびながらパドルで漕ぎ進めて、周りの景色を楽しみたいですね。さらに、バラス島は、1日に2時間しか姿を現さない無人島です。この周辺のエリアで、ウミガメと一緒に泳ぐことができるシュノーケリングツアーを体験しましょう。

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まとめ

沖縄は、日本の中でもマングローブ林が豊富な亜熱帯地域の島です。是非、ここでしか体験できない思い出を作って旅行を満喫したいですね。特にマングローブ川で行うカヤックツアーは人気を馳せています。事前の予約をしないと、ハイシーズンには予約が埋まっていて、遊べないということもあります。是非、事前の予約をした上で、確実に参加して楽しみましょう。

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