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ウミガメとは？
ウミガメは、熱帯と亜熱帯の海に生息している絶滅危惧種のカメです。そのかわいらしい姿に加え、“幸運を運ぶ”とされていることから世界中のシュノーケルファンやダイバーに人気の生き物です。
沖縄県の宮古島で見ることのできるウミガメは、3種類でアオウミガメ、タイマイ、アカウミガメです。オスとメスの見分け方は、尻尾と前肢の爪に注目しましょう。オスはしっぽが長くて太く、前肢の爪が大きいです。
宮古島でウミガメを見るには、シュノーケリングやスキューバダイビング、もしくはウミガメの産卵時期に浜辺で見ることができます。
宮古島ではウミガメを見に行くツアーがたくさん開催されていますので、確実に見たい方はぜひツアーに参加してみてくださいね。
宮古島で見られるウミガメの種類
| ウミガメの種類 | ウミガメの特徴 |
| アオウミガメ | 名前はアオウミガメですが、黒や赤、茶色に近い色のウミガメ |
| タイマイ | とがったクチバシが特徴のウミガメ |
| アカウミガメ | 赤っぽい色が特徴でアオウミガメより少し小さいです |
宮古島ではツアー等でポイントへ行けばほぼ100％見ることができます。宮古島で出会えるウミガメにも種類がありますが、どれも絶滅危惧種に指定されたウミガメです。ぜひ違いを把握してツアー等でウミガメを見に行きましょう！
アオウミガメ
アオウミガメは、爬虫綱カメ目ウミガメ科アオウミガメ属のカメです。
日本では、小笠原諸島と南西諸島に産卵することが確認されています。小笠原諸島で産卵する個体は南西諸島や南日本で採食を行い、採食を行うための地域と産卵するための地域を回游しています。
似ているウミガメとしてタイマイがいますがタイマイとの見分け方は、大きさと4枚の小さい額板と緑のギザギザとした甲羅で判別できます。
タイマイ
タイマイはアオウミガメより小さめで、大きさは70～90㎝、重さは90㎏程度です。爬虫綱カメ目ウミガメ科タイマイ属のウミガメで日本では、奄美諸島よりも南の海で確認がされています。
奄美諸島ではアカウミガメと交雑種が確認されており、アカウミガメの特徴を併せ持つタイマイも存在しているようです。
熱帯のサンゴ礁の発達した海に生息しており、カイメンを食べています。サンゴの間にある獲物を食べているのでサンゴ礁付近で確認できるときがあります。
アカウミガメ
アカウミガメは爬虫綱カメ目ウミガメ科アカウミガメ属に属するカメです。日本では能登半島や宮崎県山元町より南の海に生息が確認されています。
温帯から亜熱帯の海に生息し、雑食で貝類や甲殻類を餌として食べています。日本では一年に1～5回に分けて産卵地で産卵を行い、海岸の草原や砂浜に穴を掘り1回に70～150個の卵を産み落とします。
最長寿個体は、62歳と長寿なカメとして知られています。
宮古島でウミガメがみられる時期・時間帯は？
時期
ウミガメのシーズンは、4月～10月で産卵場所が固定されているため、毎年同じ海岸に戻ってくる可能性が高いです。
ただ、宮古島では通年ほぼ100％に近い確率で見ることができます。宮古島で遭遇率が高いウミガメは、アオウミガメで、タイマイやアカウミガメと遭遇するのは珍しいです。
時間帯
ウミガメは藻を食べているので、浅瀬に出没する確率が高いです。食事時間は決まってはないのですが、干潮時の正午前後が出会いやすいタイミングといわれています。
宮古島でウミガメがみられるスポット
| ウミガメスポット | 詳細 |
| わいわいビーチ | お子様でもシュノーケルを楽しめるウミガメスポット |
| シギラビーチ | 浅瀬までウミガメがやってきます |
| 新城海岸 | ウミガメだけでなく熱帯魚やカラフルサンゴを楽しめます |
宮古島には天然のウミガメを見られるスポットがあります。その中でも高確率で見られるウミガメスポットをご紹介！
わいわいビーチ
「ワイワイビーチ」は、宮古島のウミガメスポットとして有名な2大ビーチの一つです。海は穏やかで、シュノーケリングの初心者や子供たちの海水浴にぴったりのビーチです。
ここは砂地のビーチで、サンゴ礁がありませんので熱帯魚などを見かけることはできません。しかし、ウミガメの寝床となっていて、ほぼ100％出会うことができるスポットです。
但し、更衣室がなく、シュノーケリングセットのレンタルも受けられないので注意が必要です。
| 住所 | 沖縄県宮古島市上野962（Google Mapを見る） |
| 行き方 | 宮古空港より車で約14分 |
| 海の魅力 | 熱帯魚は少ないですが、ウミガメの寝床なのでウミガメをほぼ100％見ることができます |
⇒博愛わいわいビーチの詳細はこちら
シギラビーチ
「シギラビーチ」は、先程紹介した「ワイワイビーチ」とともに、二大ウミガメビーチとして数えられています。
このビーチは宮古島の有名ホテル「シギラセブンマイルズリゾート」の管理するビーチで、監視員常駐、シャワーや更衣室、シュノーケルセットなどのレンタルのある大変便利なビーチです。
シギラビーチは、穏やかな海にサンゴ礁が広がり、熱帯魚と一緒に泳ぐこともできます。ほぼ100％ウミガメと泳げる知る人ぞ知るウミガメ遭遇スポットです。
ウミガメだけでなく、これぞ宮古島といった海の透明度や絶景を見られるビーチであり、また管理体制も良好なため、子連れのご家族にも人気のスポットです。
| 住所 | 沖縄県宮古島市上野新里（MAPで見る） |
| 行き方 | 宮古空港より車で約15分 |
| 海の魅力 | 設備が整っているので、お子様連れのご家族にも人気の海です |
⇒シギラビーチの詳細はこちら
新城海岸
宮古島の人気スポットであり、シーズン中には10万人以上が来訪しています。
そんな新城海岸は、ウミガメの産卵場所として知られる吉野海岸に隣接していることから、ウミガメスポットとして知られています。
新城海岸の海中は珊瑚礁が豊富なため、ウミガメ以外にもカラフルな熱帯魚をたくさん見ることができます。クマノミのいるポイントにはブイが立てられていますので、その場所を目安にシュノーケリングしてみてくださいね。
海の家でシュノーケルセットのレンタルを行っており、初心者の方にはスタッフさんが無料でシュノーケリングのやり方を教えてくれるようです。
人気のビーチではありますが、ガイドブックなどには載っていないことも多いので、穴場スポットと言えるでしょう。
| 住所 | 沖縄県宮古島市字新城（MAPで見る） |
| 行き方 | 宮古空港から車で約25分 |
| 海の魅力 | ウミガメだけでなく色とりどりのカラフルサンゴや熱帯魚を楽しめる海です |
⇒新城海岸の詳細はこちら
宮古島でウミガメを見られるツアー
【宮古島】透明度抜群の海でのSUP＆ウミガメシュノーケリング-１日コース-（mi-005）
【宮古島】透明度抜群の海でシーカヤック＆ウミガメシュノーケリング-１日コース-（mi-012）
宮古島の透明度の高い海の上をSUPやカヤック（カヌー）、シュノーケリングで楽しむプランです。
午前中は、SUPかカヤックどちらかを選ぶことができます。複数人で参加する場合は、ツアー中にSUPとカヤックを交換して遊べばお得に楽しめますよ♪
シュノーケリングでは、高確率でウミガメに出会うことができるスポットへお連れ致します。世界に誇る宮古島の海を満喫できる大人気プランです。
【宮古島】人気SUP体験＆ウミガメシュノーケリング＆パンプキン鍾乳洞体験-１日コース-（mi-007）
【宮古島】シーカヤック＆ウミガメシュノーケリング＆秘境鍾乳洞体験-１日コース-（mi-014）
このプランではSUP/カヤックの体験とシュノーケリング、パンプキン鍾乳洞ケイピングがセットになったお得なプランです。
透明度抜群の海でSUP/カヤックを楽しんだ後は、ウミガメに会えるポイントでシュノーケリングを行います。かわいらしいウミガメと一緒に泳ぐ感動の体験は、宮古島旅行で一番の思い出になるでしょう。
SUP/カヤックとウミガメシュノーケリングを楽しんだ後は、ケイビング！満潮時は入口が海の中に沈んでしまう“幻の鍾乳洞”パンプキンホールを探検をしましょう。パンプキンホールは宮古島を代表する鍾乳洞で、パワースポットとしても知られています。
こちらのツアーは３歳のお子様でも参加可能なため、子連れのご家族にもおすすめのツアーです。
【宮古島】ウミガメシュノーケリング＆パンプキン鍾乳洞体験-半日コース-（mi-021）
ウミガメシュノーケリングとパンプキン鍾乳洞ケイビングを半日で行うプランです。
シュノーケリングでは、宮古島のエメラルドブルーの海に潜りウミガメとの遭遇やカラフルなサンゴ礁、その周りを泳ぐ熱帯魚の姿を楽しむことができます。
宮古島のパワースポットとして知られるパンプキン鍾乳洞では、鍾乳石の上から海に飛び込めるポイントもあり、アクティブに楽しみたい方にはぴったりです。
宮古島の魅力を半日で満喫できるお得なプランですね♪
【宮古島】ウミガメシュノーケリングツアー-半日コース-（mi-023）
このプランは、シュノーケリングがメインになっており。宮古島の美しい豊かな海を思う存分満喫できます。
ガイドおすすめのウミガメスポットにご案内しますので、ほぼ確実にウミガメに会うことができるでしょう。
ツアー中にはガイドが防水カメラで写真撮影をしてくれますので、ウミガメと一緒に泳ぐ姿をしっかりと記念に残して宮古島旅行の思い出にしてくださいね。
また、こちらのツアーは当日予約OKなので、午後から時間が空いてしまったときなどに、水着さえあればツアーに参加することができますよ。
ツアーに参加しなくてもウミガメは見られる？
宮古島でウミガメに会うには、ツアーに参加しなければいけないと思っている方は多いですが、実はそんなことはありません。もちろん個人でウミガメスポットに行き、シュノーケリングをすればウミガメに会えることもあります。
しかし、ほとんどの宮古島のビーチには監視員がいないため、素人判断で海に入るのは少々危険が伴います。リーフ（環礁）の中は海が穏やかでも、ウミガメが泳いでいる外洋に出たとたんに波や風が強くなります。
そのため、ぜひツアーに参加して、現地の海を知り尽くしたガイドと一緒に安全にウミガメを探しに行ってくださいね。
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おわり
宮古島は、ウミガメの産卵や回遊をしているスポットがあるため、遭遇できる確率が高い場所です。
ウミガメスポットでシュノーケリングや体験ダイビングを行うプランも多いので、是非宮古島にお越しの際はかわいらしいウミガメの姿を一目見てくださいね。
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