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宮古島の宮古そばとは？
宮古そばとは文字通り、宮古島発祥の沖縄そばのことを指します。沖縄では、本島で親しまれている沖縄そばが有名ですが、広義の意味では、宮古そばも沖縄そばに含まれています。
では、宮古そばと沖縄そばは、どう違うのでしょうか？この疑問に対する回答ですが、本島の沖縄そばは、太めの縮れ麺を使用するのが一般的ですが、宮古そばは細く縮れのない平麺を使用しています。
また沖縄そばとの最大の違いは具の盛り付け方です。沖縄そばも宮古そばも具に使用するのは三枚豚(バラ肉)とかまぼこが一般的です。しかし沖縄そばの具は麺の上に盛り付けるのに対して、宮古そばは麺の下に埋めるようにして盛り付けています。
宮古そばの具の盛り付け方が独特な理由は諸説ありますが、一説には、かつて年貢の取り立てに対抗しようと「うちは具も盛り付けられないぐらい貧しい」という風に見せかけようとした出来ごとが由来ともいわれています。
ただし近年の宮古そばは、店舗によっては本島のそばと同じように麺の上に具が盛り付けられていることもあります。
宮古島で宮古そばが食べられる人気のお店13選
ここからは、宮古島で本場の宮古そばが食べられるお店を紹介します。
宮古そばは、地元民も愛するご当地グルメのひとつですので、これから旅行に行かれる方は、是非、一度味わってみましょう。
丸吉食堂
出典：食べログ
元祖・宮古そばを食べられることで有名な丸吉食堂。開業が1961年と宮古そばが食べられるお店の中では老舗中の老舗です。
前述のように近年の宮古そばは麺の上に具が盛り付けられることも少なくありませんが、丸吉食堂では本場のスタイルにこだわりを持っているため、具が見えない宮古そばを楽しむことができます。
ただし丸吉食堂の宮古そばで使用されているお肉は、三枚肉ではなく豚ロース肉です。スープに浸されたかまぼことお肉はジューシーさを感じることができ、ほのかに香るニンニクの風味も病みつきになりそうです。
食後に出されるアイスキャンディーも丸吉食堂ならではのサービスとなっています。
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丸吉食堂
古謝そば屋
出典：食べログ
古謝(こじゃ)そば屋も創業が昭和7年と宮古島屈指の老舗となります。あっさりめのスープは飽きのこない上品な味を堪能することができ、店舗併設の製麺所で製造されている麺はしっかりとした歯ごたえを感じることができます。
店内は木の香りが心地よい空間になっており、宮古島で落ち着いた食事を楽しみたい方にもおすすめです。
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古謝そば屋
お食事処 すむばり
出典：食べログ
お食事処 すむばりの宮古そばは、宮古島の名産品のひとつであるタコを使用しているのが大きな特徴です。通常の宮古そばにタコ炒めやアーサー(沖縄の岩場に生える海藻)をふんだんに盛り付けた「すむばりそば」は、地元の食材を一度に楽しみたいという方にはぴったりの一品です。
女将さんが手掛ける創作料理の中には、レアな一品もあるため、宮古そば以外のグルメも満喫したいという方は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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お食事処 すむばり
くになか食堂
出典：食べログ
宮古島の市街地あたりに位置するくになか食堂。来店客の8割～9割ほどが地元民という、地元に愛される店舗としても知られています。
くになか食堂は天ぷらの名店としても知られており、宮古そばと一緒に楽しむことができる「宮古そばの天ぷらセット」は、地元民はもちろんのこと観光客の方にも大人気です。
シンプルであっさりとした宮古そばのスープ、そして揚げたてサクサクの食感を堪能できる天ぷらの相性は、抜群の一言に尽きます。
ちなみにくになか食堂の宮古そばは、具に菜っ葉を使用していますが、これはかまぼことお肉だけでは、野菜不足になるということで取り入れたアイデアだそうです。
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くになか食堂
大和食堂
出典：食べログ
宮古島のレンタカー屋など、地元の人がおすすめする宮古そばとして知られている大和食堂。沖縄県産の三枚肉を使った宮古そばは、お肉が箸で崩れるほどの柔らかさ、そしてコシがあるストレートの平麺が自慢です。
カツオだしを使ったスープも上質で優しい味に仕上がっています。具は麺の下に隠れており、昔ながらの宮古そばを楽しみたいという方にはおすすめです。テーブルに備え付けられているカレー粉を使うと、カレー味の宮古そばも堪能することができます。
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大和食堂
かめ
出典：食べログ
宮古島から伊良部大橋を渡った伊良部島にお店を構える「かめ」。古民家を改装してオープンさせたこちらの店舗の1番人気メニューは、手作りのゆし豆腐(おぼろ豆腐)、軟骨ソーキ、三枚肉が入った「かめそば」です。
スープはあっさりとした塩味ですが、ゆし豆腐と絡んだときの相性は非常に良好です。ツルツルもちもちの食感を楽しめる自家製麺も優しい味わいが特徴的です。地元民や移住組にも愛されているのがよくわかるお店です。
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かめ
お食事処 じんく屋
出典：食べログ
お食事処 じんく屋は宮古そばの2大製麺所のひとつとして知られる久松製麺所の直営店です。この老舗製麺所のお店は、親子三代で宮古そば本来の味を守り続けています。細めのストレート麺、ぶ厚い三枚肉とかまぼこ、そしてあっさりとしたスープは「宮古そばの王道」と呼ぶにふさわしい一品です。
ちなみにじんく屋では、宮古そばの他にもゴーヤーチャンプルーなどの定食も注文できますが、こちらにも小さな宮古そばが付いてきます。
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お食事処 じんく屋
海美来(かいみーる)
出典：食べログ
絶品と絶景が一度に楽しめるお店として有名な海美来(かいみーる)。宮古島から池間大橋を渡った先にある池間島に店舗をかまえています。海美来は、お土産店も兼ねた食堂となっており、店内の窓からは宮古島の透き通ったブルーの海を眺めることができます。
海美来に訪れたら、是非、注文してほしい一品は「サザエそば」です。こちらは宮古そばがベースになっているメニューですが、醤油で香ばしく焼かれたサザエとあっさりとしたスープ、麺の組み合わせを堪能することができます。
もちろん海美来では通常の宮古そばも用意していますので、サザエが苦手という方でも、宮古島のご当地グルメを楽しむことができます。
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海美来(かいみーる)
菊栄食堂
出典：食べログ
早い、安い、そしてボリュームたっぷりの三拍子が揃った大衆食堂として親しまれている菊栄食堂。創業が昭和23年と宮古そばを提供する店舗の中では有名な老舗です。
菊栄食堂は、平良港の近くに位置する店舗とあって漁業や港湾関係者の男性客が圧倒的に多いという特徴を持っています。
麺は中細麺、そして塩が絶妙に効いたコクのあるスープは、正統派の宮古そばを楽しみたいという方にはぴったり。人気店だけあってお昼前後は非常に混雑するため、ゆっくり食事がしたい方は、ランチどきを避けて来店するとよいでしょう。
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菊栄食堂
腰原食堂
出典：食べログ
閑静な住宅街に位置する腰原食堂。中華をベースにしたオリジナルフードが大人気のお店であり、昼食時や夕食時は多くの人で賑わいます。腰原食堂に訪れた際に味わってほしいのが、お店の1番人気メニューでもある「ドラゴンそば」。
こちらはかつおと豚から丁寧に取った宮古そばの出汁に、鶏ガラスープを加えた「宮古島料理×中華料理」の組み合わせです。ピリ辛具材とスープの相性は抜群であり、一度食べたら病みつきになる方は、少なくありません。
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腰原食堂
中休味商店
出典：食べログ
地元民も行列に並んでまで食べたいと思わせるのが、中休味商店の宮古そばです。宮古そばはかつおベースのあっさりとした出汁が一般的ですが、中休味商店は、鶏ガラベースの白湯系宮古そばを楽しむことができます。
麺も自家製面で非常にモチモチとした食感を楽しむことができ、一般的な宮古そばよりもコシがあるのが特徴です。具材は大きめのトーキ、鶏肉が入っています。
一風変わった宮古そばを食べたいという方には、おすすめの店舗といえるのではないでしょうか。
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中休味商店
宮古食堂
出典：食べログ
宮古食堂はデカ盛りのカツ丼が有名な店舗であり、胃袋をとびっきり満足させたいという方にはぴったり。またあっさりとしたスープ、そして具材にかまぼこと豚肉を使用した宮古そばは、基本を忠実を守った一品に仕上がっています。
麺の量もボリュームたっぷりなため、女性や子ども、食が細い方などは一番小さなサイズを注文するとよいでしょう。
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宮古食堂
めーめー麺
出典：食べログ
宮古空港から車で13分、下里通り沿いにある「めーめー麺」は、2019年1月にオープンした店舗です。めーめ麺は地元・宮古島で古くからお祝い料理として親しまれる山羊を使った「山羊そば」、そして潮仕立て(魚介類の出汁を塩で味付けしたもの)の宮古そばが看板メニューです。
山羊は、強い独特の香りを持っており、地元民でも好き嫌いがはっきりと分かれる食材ですが、深い旨みやさっぱりとした上質な脂がクセになるという方も少なくありません。
めーめー麺では看板メニューの山羊そばと宮古そばをセットで堪能できるメニュー「Half＆Half」を用意していますので、宮古島の伝統料理を効率よく楽しみたいといった方にはおすすめの店舗です。
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めーめー麺
まとめ
宮古島を訪れたのなら、宮古そばは、外せないグルメの一つ。是非、おいしい宮古そばを食べましょう！
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