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宮古島ならではの生き物をご紹介

宮古島の生き物について

宮古島は、沖縄県に属する宮古列島にある島です。近隣には池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島があり、池間島と来間島は宮古島と橋でつながっているため陸路で往来ができ、最近では伊良部大橋が開通し、伊良部島と下地島に往来ができるようになりました。

宮古島は、琉球諸島の中で唯一ハブが生息しない島です。また、絶滅危惧種や固有種の動物や植物が数多く生息していることでも知られています。

宮古島で見られる生き物をご紹介!

陸上で出会える生き物

ヤシガニ

ジャングルナイトツアーで見られるヤシガニ

カニという名前がついていますが、実はヤドカリの仲間ということはご存じでしょうか?ヤシガニは、エビ目・ヤドカリ下目・オカヤドカリ科に分類される甲殻類に分類されます。

ヤシガニと聞くとヤシの実が主食だと思われがちですが、実は雑食で、腐ったものや生き物の死骸を食べています。ヤシガニを食べる地域もあるようですが、生ごみなどを漁っている個体は臭みがあり、おいしくない場合もあるようです。

ヤシガニの大きなハサミの力は強大で、ライオンが獲物を襲い、かみ砕く力に匹敵すると言われています。むやみに手を出したりしないように注意してくださいね。

関連コラムはこちら↓
【宮古島】天然記念物のヤシガニを見るには?

 

ミヤコトカゲ

ミヤコトカゲ

出典:沖縄いきもの記録帳

ミヤコトカゲは、海岸付近の岩礁に生息しています。フナムシや昆虫、小型のカニ等を食べているようです。

ミヤコトカゲは全長18~20㎝の日光浴が好きなトカゲで、普通のトカゲと見た目はあまり変わりません。警戒心が強く危険を感じるとすぐに逃げてしまうので、近くで見ることは難しいでしょう。

一般的に爬虫類は冬の間は冬眠に入りますが、宮古島は冬でも気温が高いため、ミヤコトカゲは冬でも活動することがあるようです。

 

ミヤコカナヘビ

ミヤコカナヘビ

出典:livedoor

ミヤコカナヘビは、宮古島の固有種で県の天然記念物に指定されています。この種は絶滅危惧種にも指定されており、採取は固く禁止されています。

全長は雄と雌ともに約30㎝で、体長のほとんどを尻尾が占めています。遠くから見るとヘビのように見えることからこの名前となりました。

ミヤコカナヘビは外来種の捕食によって数を減らしているため、保護をしていくために天然記念物に指定されました。

 

オカヤドカリ

オカヤドカリ

オカヤドカリは、国内で生息が確認されているのは、沖縄県、鹿児島県、小笠原諸島等で、温暖な気候の土地に生息しています。国の天然記念物に指定されており、特別な許可を得ることなくペットとして飼うことを禁止されています。

オオヤドカリは寿命が長く、なんと30年も生きることが分かっています。ヤシガニと同じで、どんな物でも口にする雑食性です。アダンやグンバイガオのような海浜植物の密集地で見かけることができるでしょう。

 

キンバト

キンバト

出典:ameblo

宮古島で見られるキンバトは、リュウキュウキンバトといい、キンバトの亜種の鳥類です。日本では宮古島以南でしか生息が確認されておらず、他のキンバトは外来種です。

キンバトは全長25㎝で頭部から背面にかけて青味がかった灰色、背面は光沢のある緑色、腹は褐色の羽毛で覆われています。雄と雌の見分け方は、額から目までの羽毛が白ければ雄で、灰色なら雌です。

森林に生息しており、雑食で果実やシロアリなどを主に食べています。鳴き声は「ホッホロロ」といったような鳴き声で分かりやすく、森林でこの鳴き声を聞けたらリュウキュウキンバトが近くにいるかもしれませんね。

 

サシバ

サシバ

サシバは、絶滅危惧種に指定されているタカの仲間です。日本にいるのは繁殖期だけで、越冬するために東南アジアへ渡る渡り鳥です。

サシバは熱帯の土地に生息しており、主にアフリカ、南アジア、東南アジアに生息することが確認されています。食性は肉食でヘビ、トカゲ、カエルといった動物やセミ、バッタ等の昆虫を食べています。個体数が減少していることから絶滅危惧Ⅱ類に指定されました。

 

アカショウビン

アカショウビン

アカショウビンは、夏の期間だけ日本にやってきて、冬場は東南アジアで越冬する渡り鳥です。

食性は肉食で動物を食べて栄養としています。主に食べているものは、魚やカエル、サワガニ、水生昆虫などで、主に水辺が狩場となっています。巣は森林の木にあいた穴に作ることが多く、キツツキの巣を使うことが多いと言われています。

日本での産卵期は6~7月なので、その時期に遭遇できるかも知れません。バードウォッチングなどで確認することができるでしょう。

 

キシノウエトカゲ

キシノウエトカゲ

日本原産のトカゲ類の中で最大の種で、沖縄県のみに生息しています。体長は、大きな個体では30㎝ほどになります。

背面は青味を帯びた褐色で、昼間に活動しているため遭遇することがあるかもしれません。天然記念物に指定を受けているため、許可がないと飼育することはできません。

 

オオゴマダラ

宮古島のオオゴマダラ

オオゴマダラはチョウの一種で、日本では沖縄でしか生息が確認されていません。活動季節は3月~11月のため、夏休みの時期に出会うことができるかも知れませんね。

オオゴマダラの特徴は、一目で分かる白と黒の斑点模様、そして毒を持ち、外敵に襲われにくいということです。体長は開張時に12㎝、大きなものになれば15㎝にもなります。

 

宮古馬

宮古馬

宮古馬は、宮古島で飼育されている馬の一品種で、天然記念物に指定されています。体長は120㎝前後くらいで小型のポニーに分類され、多品種との交配が一切されなかったため、現代に至るまで血統を保ち続けています。

性格は温厚で飼い主にもなつきやすいのも特徴の1つです。サトウキビ畑の農耕で活躍していた時期もあったようです。

 

海で出会える生き物

ウミガメ

宮古島の海に生息するウミガメ

宮古島で生息しているウミガメは、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類です。この3種類のウミガメは、産卵のために宮古島を訪れます。

主にシュノーケリングなどで見られるウミガメは、アオウミガメがほとんどです。ウミガメは年々数が減っており、絶滅危惧種にも指定されています。熱帯や亜熱帯の海に生息しており、日本だけではなく、海外の熱帯や亜熱帯の地域の海を回游しています。

関連コラムはこちら↓
【宮古島】ウミガメがみられる時期・スポット・ツアーご紹介!

 

クマノミ

クマノミ

クマノミは、人気映画「ファインディング・ニモ」のニモのモデルになった魚でもあります。日本では、亜熱帯の沖縄の離島などに生息しています。

クマノミは、サンゴ礁付近でよく発見される海水魚で、昼に行動をしているため、シュノーケリングやダイビングで潜るとよく遭遇できる魚の一種です。雑食で動物性プランクトンを主に食べています。成長すると雄が雌に性転換する魚というのも珍しい特徴ですね。

 

水字貝

水字貝

水字貝は巻貝の一種で、特徴的な形をしています。その特徴のある殻は、六本の突起のある構造をしています。この形も名前に由来しており、水の漢字に似ていることから水字貝となりました。

この貝は、日本では紀伊半島以南で見られ、サンゴ礁などの砂底に生息しているため、潜ると発見できるかもしれません。

 

サンゴ礁

サンゴ礁

サンゴ礁は、サンゴが増殖することによってできるものです。25℃~30℃の高水温で、3~4%の高い塩分濃度の浅くて綺麗な海が適切な生息条件です。

日本では、小笠原諸島や沖縄の離島などが主な生息地として知られています。小規模のものであれば、対馬海峡以南や房総半島以南の各地でも発見されています。サンゴ礁にはたくさんの魚が住み着いているので、潜った時には、珍しい魚も発見できるかもしれませんね。

 

グルクン

グルクン

沖縄での方言でグルクンと呼ばれているこの魚は、正式名称をタカサゴといいます。沖縄では県の魚として指定されていて沖縄を感じることのできる魚となっています。

日本では沖縄は勿論、本州南部にも生息しています。食性は雑食でプランクトンや小動物を食べて活動をしており、そのためサンゴ礁辺りに群れで行動をしていることが多い魚です。

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亜熱帯植物

ガジュマル

ガジュマル

ガジュマルは「絞め殺しの木」としても有名です。常緑高木で幹や根がアスファルトやコンクリートに突き刺さることや根が幹に絡まっている様子から、沖縄の方言で「絡まる」が訛って「ガジュマル」と呼ばれるようになったと言われています。

日本では、屋久島と種子島以南や小笠原諸島で見ることができます。沖縄は、台風や強風が多い土地なので、防風林として役に立っています。

 

アダン

アダン

アダンは亜熱帯から熱帯に多く生息する植物で、マングローブと混生して生育することもあるようです。ヤシガニの餌としても有名で、この木はパイナップルのような外見の実をつけます。

観葉植物としても販売されているものもあるため、比較的大衆に知られている植物です。日本ではトカラ諸島以南の沿岸に生息しています。

 

オヒルギ

オヒルギ

オヒルギは、マングローブの一種として知られており、別名ではアカバナヒルギとも呼ばれています。花が赤く色づいて目立って見えるため、アカハナヒルギとも呼ばれるようになりました。

主に熱帯や亜熱帯の河口干潟に生息していて、魚や鳥などが住み着いているようです。日本では、奄美諸島より南側に群生しています。

 

メヒルギ

メヒルギ

メヒルギは、マングローブの中では寒さに強い性質があるため、静岡県にも植樹例があります。主な生息地域は沖縄県と鹿児島県となっており、あくまで熱帯や亜熱帯に生息するマングローブ系の植物です。

メヒルギは、種子が海水に流されることによって分布を広げていきます。オヒルギと同じで熱帯と亜熱帯の河口干潟に生育しています。

 

ヤエヤマヒルギ

ヤエヤマヒルギ

ヤエヤマヒルギは、生息の北限は沖縄本島となっており、沖縄県でのみ生息しています。特に八重山諸島に生息率が高いことから優占種となっています。

特徴は、5月~7月に花弁が4枚ある白い花が咲くことで、このことからシロバナヒルギという別名を持っています。他のヒルギと同様に、種子を海流に乗せて分布を広げます。

 

ヒルギダマシ

ヒルギダマシ

出典:鹿児島&沖縄マングローブ探検

日本では宮古島や石垣島、小浜島などに生息するヒルギによく似た常緑木です。ヒルギとはまた違った種の植物分類となっています。

ヒルギは10m以上になる高木となりますが、ヒルギダマシは北限の沖縄本島ではわずか数メートルほどにしかならなりません。ヒルギ同様に、種子を海流に流して分布を拡大しています。

 

サガリバナ

宮古島の美しい夜のサガリバナ

サガリバナは、日本では西南諸島に自生する種です。主な生息地はマングローブの後背地や川沿いの湿地で、生育すると美しい花を咲かせます。花序が垂れ下がって、花は横向きにつくのが特徴です。

この植物は初夏の夜の時間帯にしか咲かないことで有名です。観葉植物としても栽培されているため、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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【宮古島】季節限定の一夜花”サガリバナ”とは?

 

サキシマスオウノキ

サキシマスオウノキ

サキシマスオウノキは、日本では奄美大島、沖縄本島、石垣島、西表島が主に知られている群生地です。

マングローブのある湿地の内側で生育する常緑高木で、5~15m程にまで高くなります。沖縄県ではサバニという船の舵として利用され、また、樹皮は染料や薬用として利用されている木です。

 

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おわり

ここでは、宮古島に生息する動植物についてご紹介しました。宮古島には多くの固有種やここでしか見ることのできない生物が多く生息しています。

そんな生き物たちに会いに是非宮古島に足を運んでみてくださいね。

 

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