【石垣島】黒島へ観光！ハートアイランドを満喫！

”ハートアイランド”黒島とは？

ハートの形をした黒島

黒島は西表島の西側にある人口200人ほどの小さな島です。上空から見ると、島の形がハートマークのようなためハートアイランドと呼ばれており、観光客の間では人気の観光スポットとなっています。サンゴ礁や熱帯魚が生息しているので、シュノーケリングやダイビングのスポットとしても有名です。

石垣島からの定期船や石垣島発着のツアーもあるので、人気の離島の一つです。また様々な観光スポットが島の中に点在しており、それらを見てまわるだけでも楽しめるでしょう。特に離島巡りがお好きな方にはおすすめのスポットです。

人の数より牛が多い

黒島は、人間よりも牛の数の方が圧倒的に多く、人口の10倍以上の牛が生息しています。また黒島では2月に黒島牛祭りというイベントが行われ、島中が大賑わいとなります。この祭りは豊作を願い開催され、牛肉を使った郷土料理が振舞われたり、人と牛が綱引きをしたりといった催し物が行われます。普段から多くの牛が放牧されている黒島では、黒島ならではのゆったりとした時間が流れており、のんびり過ごすには最適の観光スポットです。

ウミガメに出会える

黒島はウミガメに出会えるポイントとしても大人気です。国内で確認されているウミガメは全部で3種類であり、その3種類全てのウミガメが産卵のため黒島に訪れます。またシュノーケリングやダイビングの名所としても有名で、海に潜ればウミガメに出会える可能性が高いです。ウミガメと一緒に泳いだりすることもできるかもしれません。

黒島への行き方

石垣島離島ターミナルから	乗船時間	本数/日
黒島港	約３０分	４本

黒島へは石垣島の離島ターミナルからフェリーに乗り30分ほどで到着します。離島ターミナルから1日に4本ほど黒島行きの便が出航しており、さほどアクセスが悪いわけではありません。

夏季と冬季では運航本数や運航時間が異なりますので、事前に船の運行状況を公式サイトでチェックしておきましょう。特に冬場は海が荒れることががあり、欠航することもありますのでご注意ください。

また、石垣島や小浜島発着でシュノーケリングや離島巡りのオプショナルツアーが開催されているので、ツアーに参加するのもおすすめです。

黒島での交通手段

黒島の牛

レンタカー

車の免許がある方は、レンタカーで移動するのが一番楽でおすすめです。黒島にもいくつかレンタカー会社がありますので、現地で車を調達することができます。普通自動車でしたら3時間5000円ほどでレンタルできるので、グループで割り勘すればそれほど負担にはならないでしょう。真夏の日差しを避けたい、なるべくグループで行動したいという方にはおすすめです。

レンタサイクル

黒島観光にはレンタサイクルを利用するのもおすすめです。黒島には自転車をレンタルしてくれるショップがあります。ホテルや民宿でもレンタサイクルを取り扱っていることがありますので、黒島に宿泊予定の方は事前にチェックしておくと良いでしょう。レンタカーに比べると随分とリーズナブルなので、一人旅の方や費用を抑えたい方にはぴったりです。

レンタルバイク

レンタサイクルを利用して自転車で島の中を巡るのもおすすめですが、かなり体力を使います。体力に自信がないという方は、レンタルバイクを利用することをおすすめします。レンタルバイクを利用すればかなり遠くまで行けますし、車では通れないような細い道まで行けますので観光には最適でしょう。

徒歩

黒島はとても小さい離島ではありますが、歩いてまわるのは、あまりおすすめできません。特に真夏は炎天下の日差しが容赦なく降り注ぎますので、熱中症になるリスクもあります。もし徒歩で観光をする予定の場合は、帽子やサングラスを忘れずに持っていき、日焼け止めを必ず塗っておきましょう。いろいろなところを見てまわりたいという方にはレンタカーやレンタサイクルが快適でおすすめです。

黒島のおすすめ観光スポット

黒島スポット	簡単説明
伊古桟橋	長さ約300mの桟橋。よくテレビなどで映る風景を眺められます
県道213号黒島港線	東筋（あがりすじ）集落と黒島港を結ぶ一本道。黒島郵便局までつながっています
仲本海岸	黒島で有数のシュノーケリングスポット

黒島は八重山の中でも観光客に知られていない穴場の離島です。石垣島から日帰りで観光スポットを一通り巡れるのでぜひ行ってみましょう。

伊古桟橋

黒島の伊古桟橋

伊古桟橋は黒島港から自転車で15分ほどのとこにある大きな桟橋です。約300mもの長さの桟橋が海に向かって伸びています。かつては船着場として使われ、現在は国の有形文化財に指定されています。

海を間近で眺めながら桟橋の上を歩いていると、まるで海を渡っているような感覚を味わうことがでます。地元の人も度々この桟橋を訪れ、涼んだり釣りをしたりしています。

住所	沖縄県八重山郡竹富町黒島地先（MAPで見る）
行き方	黒島港から車で約8分
ポイント	絶景を眺められます。自転車で桟橋を乗っている写真はとても絵になります

⇒伊古桟橋の詳細はこちら

県道213号黒島港線

出典：たびらい

県道213号黒島港線は黒島の主要道路で、日本最南端の県道です。国土交通省が定める「日本の道100選」にも選出されており、道の両脇では牛が放牧されているのどかな光景を見ることができます。

地元民の間では、「100選道路」という呼び名で呼ばれています。黒島の主要観光スポットに行く際に便利ですので、よく利用することになるかと思います。

住所	–
行き方	黒島港から徒歩5分
ポイント	黒島展望台から絶景を眺められます。ぜひ原付バイクや自転車で通っている写真を撮影してもらうのもおすすめ。

仲本海岸

黒島の仲本海岸

仲本海岸は黒島の代表的なビーチで、黒島を訪れる観光客はほとんどが仲本海岸が目当てだと言っても過言ではありません。仲本海岸には潮溜まりがあり、潮が引くと潮溜まりに海水が溜まり、全長450mの巨大なプールのようになるのです。潮溜まりが防波堤の役割を果たすため、多少波が強くても潮溜まりの中は穏やかです。

仲本海岸の周辺には、色鮮やかなサンゴ礁や多種多様な熱帯魚などが数多く生息しており、シュノーケリングやダイビングで海へ潜ると美しい風景が広がります。

住所	沖縄県八重山郡竹富町黒島（Google Mapを見る）
行き方	黒島港から車で約7分
ポイント	波がほどんどない海水の巨大なプールのようなビーチです。熱帯魚や珊瑚も多くお子様にもおすすめのポイントです