西表島とは?
面積286㎢の西表島は、沖縄県内では沖縄本島に次いで2番目に大きく、何よりも自然がとても豊かな島です。東洋のガラパゴスと呼ばれ、その生態系はあらゆる生物学者から注目を集めるほどです。人と自然の共存する西表島は、きっと皆様に非日常の感動を与えてくれることでしょう。
今回は石垣島から日帰りで行ける西表島観光についてご紹介致します!
石垣島から西表島への行き方
西表島への行き方
2021年1月時点
航路 | 乗船時間 | 本数/日 |
石垣港-上原港 | 約50分 | 7本 |
石垣港-大原港 | 約40分 | 7本 |
西表島へは2つの港があり、どちらも石垣島離島ターミナルから出港で1時間以内に行くことができます。
フェリーの料金は?
チケットの買い方により多少変わりますが、およそ往復4000円以内で行けます。西表島と言っても港は2つあるので、行く先の港によっても料金が変わってきます。航路を必ず確認しましょう。
運航状況はどこで確認する?
ホームページで時刻表や当日の運航状況が確認できます。冬場は上原港が欠航することがあり、その場合は上原港までのチケットを購入すると大原港経由で無料のシャトルバスに乗ることができます。
ここでは、石垣島-西表島の航路を運航する2つのフェリー会社(八重山観光フェリー・安栄観光)がありますが、どちらを利用しても同料金なので大丈夫です。
フェリーは予約が必要?
予約をすることももちろん可能ですが、基本的には不要です。当日でもフェリーのチケットは購入できます。満員になった時は大丈夫なのか、心配になってしまうでしょうが、実は、石垣島のフェリーは非常に臨機応変に対応してくれます。増便もあるので、満員で西表島に行けないということはまずないでしょう。
西表島の人気観光スポット
西表島の人気スポット | 概要 |
イダの浜 | 西表島からさらに近くの離島にあるスポット。日本で有数の透明度を誇るビーチ |
ピナイサーラの滝 | 西表島で最も人気のある観光スポット。ツアー参加で日帰りの方もとても多いです |
古見岳 | 西表島で最も高い山。トレッキングコースとして人気 |
クーラの滝 | マングローブクルーズ&ハイキング&滝遊びを半日で楽しめるので家族旅行に人気のスポット |
オオミジャ川 | 夏場に楽しめる西表島No.1のキャニオニングスポット |
由布島 | 通年楽しめる海を渡る水牛車や亜熱帯植物園を楽しめます |
石垣島から日帰りで行ける西表島には手つかずの海・ジャングル・マングローブなどが揃っており、日本屈指の自然の宝庫です。ここでは西表島の人気観光スポットをご紹介!
イダの浜
こんなに透き通っている海を見るのはおそらく初めてでしょう。まるで天然のプールのような海に泳ぐ魚がちらちらと拝めるくらいの透明度です。遠浅ですので、小さなお子様でも安全に遊ぶことができます。
⇒イダの浜の詳細はこちら
ピナイサーラの滝
沖縄県でNo.1の落差を誇る霊滝です。滝上側からでも、滝壺側からでも、近づくことができるのも魅力の一つ。西表島旅行では欠かせないプランになるでしょう。
⇒ピナイサーラの滝の詳細はこちら
古見岳
古見岳は、西表島最高峰で標高は469mです。沖縄県では4番目に高い山であり、山頂には沖縄固有種であるリュウキュウチクが群生しています。地元では方言でクンダギと呼ばれ、神様が降り立つ地として信仰を集めています。
クーラの滝
西表島は非常に川が多く、豊かな水に恵まれています。このクーラの滝も西表島に数ある滝の一つです。先ほどのビナイサーラの滝に比べると、落差は微々たるもので、その高さはわずか5mほどしかありません。それでも、幸運を呼び込む滝として、注目を集めています。
⇒クーラの滝の詳細はこちら
オオミジャ川
キャニオングコースとして知られるオオミジャ川はライフジャケット一つで川を下れるスリリングで冒険感のあるスポットです。泳ぎの苦手な人でも大丈夫なようにインストラクターがしっかりとサポートしてくれるので安心です。
⇒大見謝の滝(オオミジャの滝)の詳細はこちら
由布島
由布島はわずか0.15㎢しかないごくごく小さな島です。島と言うくらいですから、そこの往来についても船を使わないといけないのでは?と思われてしまいますが、大丈夫です。
実は、由布島と西表島を結ぶ海岸線は満潮時でも水深はわずか1mほどです。そのため、歩いて行くことも可能ですが、水牛車に乗って由布島へ渡るのが観光客に大人気です。
⇒由布島の詳細はこちら
石垣島から日帰りで参加できる西表島人気オプショナルツアー
【西表島】亜熱帯マングローブクルーズ&ウミガメと泳ぐバラス島シュノーケリング
こちらはSUPやカヌーでの冒険だけでなく、シュノーケリングも楽しめるプランとなっています。当日の潮の流れによっては中止になってしまうこともありますが、通年で開催しているツアーです。絶景スポットとして大人気のバラス島を訪れてみませんか?
【西表島】極上のプライベートビーチ”イダの浜”シュノーケル&シーカヤック-1日コース-
イダの浜までシーカヤックで向かい、ビーチでは泳ぐこともできます。日本有数の透明度を誇る西表島のイダの浜は観光客の少ない秘境スポットのため、最高のひとときを過ごせるはず。ビーチで食べる昼食もまた格別です!
【西表島】ピナイサーラの滝上カヌー&トレッキング-1日コース-
ヒナイ川をカヌーとトレッキングで進み、ピナイサーラの滝を目指すコースです。カヌーは、初めての方は少し怖いかもしれませんが、いざ乗ってみると思っている以上に簡単に乗りこなすことができます。子どもを一人で乗せるのが不安な方や、体力に自信がない方は、2人乗りのできるカヌーが大変おすすめです。
【西表島】秘境ジャングルクルーズ&滝遊び&由布島水牛車観光-1日コース-
西表島にはたくさんの滝がありますが、その中でもクーラの滝は、パワースポットとして親しまれています。
こちらのツアーでは、クーラの滝を目指してカヌーやSUP、トレッキングでジャングルを進み、クーラの滝へ到着したら滝つぼで水遊びを楽しむことができます。滝でパワーをもらった後は海を歩く水牛車に乗って、西表島の風景に溶け込むのも良いですね。
【西表島】七変化の夕日を味わうサンセットSUPクルーズ
夕日に向かってSUPに乗って進んで行きましょう!まるで青春の1ページを思い出したくなるようなプランです。同じ太陽でも、地元や都会で見てきた太陽よりも数倍大きく、温かいような印象を受けます。このプランではそんな西表島の美しい夕日をたっぷり感じることのできるプランとなっています。
【西表島】ワクワク・ドキドキの夜のマングローブカヌー体験
豊かな動植物に恵まれている島として有名な離島ですが、その本領が発揮されるのはむしろ夜であると言われています。あのイリオモテヤマネコをはじめとする数々の夜行性動物達が動き出します。夜、暗い中で獣の気配がするのは少し怖いかもしれませんが、そのスリルを含めて感動や未知との遭遇と言えるでしょう。
【西表島】真っ暗な夜の亜熱帯ジャングルを探検!ジャングルナイトツアー
こちらも夜の西表島を満喫できるツアーです。夜に発見できるのは数々の動植物だけではありません。ぜひ、一度天を仰いでみてください。きっと目の前にはどのような言葉でも表すことのできない星空が広がっているでしょう。ホテルへ無料送迎をしてくれるので、是非お気軽にツアーに参加してください。
西表島へのQ&A
西表島は何日必要?
1泊2日で訪れる観光客が多いようです。2泊3日もあれば十分西表島を堪能できるだろうと思います。ちなみに、最近では石垣島旅行のついでに寄ってみようという方も多く、日帰りプランも多数用意されています。
関連コラムはこちら↓
【西表島】石垣島から日帰りで楽しむツアー11選
レンタカー必要?
日帰りで西表島へ行かれる場合は、ドライブ観光以外はレンタカーは必須ではありません。お手軽に西表島をまわろうとするのであれば、満足度の高い送迎付きのツアー(基本全てのツアーに港までの送迎が付きます)を予約しておくのがおすすめです。
オプショナルツアーは石垣島から日帰りで参加可能?
もちろん可能です。ただし、時間だけは厳守するように心がけましょう。基本的にはガイドからフェリーの時間を伝えられるのでその時間のフェリーに乗れば大丈夫です。
また、日帰りであるならば、帰りの便の時間についても確認しておきましょう。最終便が意外と早いので気を付けてくださいね。
西表島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
西表島の全アクティビティ
フェリーに乗るときの持ち物
船酔いの心配がある方は、酔い止め薬を用意しておくことをおすすめします。高速船は揺れが少なく、船酔いしにくいと言われていますが、それでもフェリーの中で携帯電話を見ていたりすると船酔いしやすくなります。フェリーの中では、できるだけ遠くの景色を見るようにしましょう。酔いにくくなるだけでなく、きれいな南国の海も眺めることができてお得ですね。
また、夏場は冷房が強めに効いており寒暖差が大きいので上着を持参することをおすすめします。
↓↓GoToトラベル地域共通クーポン対象【西表島】アクティビティ一覧↓↓
おわり
西表島はこの現代でも人と動物達が互いにバランスを取り合いながら生活している場所です。私たち観光客もその文化と大自然に敬意をこめて、絶対にゴミを捨てたりしないよう心がけましょう。
石垣島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
石垣島の全アクティビティ
西表島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
西表島の全アクティビティ
小浜島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
小浜島の全アクティビティ