西表島は、日本の最南端・沖縄に属する離島です。沖縄の中でも2番目の島の大きさを誇り、島の9割がマングローブのジャングルという少し変わった観光スポットです。
12月は本州では冬の季節ですが、西表島はまだ温暖な気候がわずかに残っています。本州で寒い思いをしている方は、ぜひ西表島の暖かさを感じてみてください。
ここでは12月の西表島がおすすめの理由から、訪れる際の注意点、さらにおすすめアクティビティまで一気に紹介します。
12月の西表島の天気・服装
12月の西表島の天気
平均気温 | 19.5℃ |
最高気温 | 22.1℃ |
最低気温 | 17.7℃ |
水温(最低/最高) | 22~24℃ |
降雨日数 | 9日 |
日の出 | 7時15分 |
日没 | 18時00分 |
平均気温(東京) | 7.6℃ |
12月の西表島は平均気温が20度くらいで、暖かさが残ります。もちろん、海からの風が吹いているため体感温度は少し下がります。
しかし、それでも本州に比べて過ごしやすく南国気分を味わうことができるでしょう。しかし、年末が近づくにつれて、冬の寒さが強くなります。
旅行に行く前に、数日間の天気予報を見て、暖かいのか寒くなっているのかをチェックしておくのが良いですね。
12月の西表島でおすすめの服装
12月の上旬であれば、日中はまだ薄着で過ごすことも可能です。Tシャツの上に一枚羽織るくらいの長袖を持っていくと良いでしょう。
しかし、1日中薄手の服で過ごせるわけではありません。夜になれば、ひんやりとした風が吹いてくるでしょう。少し厚めの上着も持っておくことをおすすめします。
また、風が冷たいと感じる方は、マフラーや手袋をすることをおすすめします。
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12月の西表島がおすすめの理由
旅費がハイシーズンより安い
12月はビーチが有名な沖縄よりも、スキー場に出かける人が多いのではないでしょうか。この時期は、年末年始を除いて西表島に訪れる人も少なく、そのため、航空券やホテル代などを安く取ることができます。
通常、高い料金を払わないと行けない沖縄旅行に、安く行くことができるだけでも嬉しいですよね。さらに、浮いた分の料金でツアーに参加すれば、もっと楽しい思い出が作れるでしょう。
ネイチャー系のアクティビティを快適に楽しめる
真夏の西表島と比べて、12月は涼しいのが特徴です。そのため、大自然を楽しむアクティビティは人気の一つです。暑くない分、快適に過ごせるので、思う存分楽しみましょう。
特に、西表島では山間部を流れる川やマングローブ林を楽しめるトレッキングがおすすめです。動いても汗をかかない季節だからこそ、思いっきり身体を動かして楽しみたいですね。
海のアクティビティはウェットスーツを着れば可能
本州では、12月になると海に入ることはあり得ないことです。しかし、西表島の海では遊泳することができます。もちろん、若干寒いのでほとんどの方がウェットスーツを着用します。
この時期は島の気温よりも海の温度の方が5度も高いのです。そのため、本州が寒気に包まれている中、悠々と海に入って遊ぶことができるのです。
是非、12月の空いている西表島の海でダイビングやシュノーケリングを満喫してくださいね。
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観光客がハイシーズンより少ない
12月はオフシーズンのため、普段人であふれている人気スポットであっても、このシーズンは落ち着いています。ハイシーズンだと絶景スポットに人が多いのでなかなかゆっくりと見ることができません。
しかし、12月であれば、人が少ないため最高の景色をゆっくりと眺めていることができるのです。家族や友人と一緒に、のんびりとしたバカンスを楽しむには最高ですね。
最高の夜景が楽しめる
12月の西表島は、澄んだ空気のもと、最高の夜景を楽しむことができます。
西表島には、都会のような明るい場所が少ないため、外灯の明かりで遮られることなく夜景を楽しむことができます。天の川など暗くないと目で見ることができない星々が、空を照らしているでしょう。
夜空を楽しむためのツアーも開催されており、天体を目の前で見ながら学習することも可能です。
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12月の西表島に行く際の注意点
年末は上原港のフェリーは欠航しやすい
西表島には、上原港と大原港があります。石垣島からフェリーでの行先として2つの港があるのは嬉しいですが、12月は海が荒れることが多いです。
そのため、上原港行きは欠航となることがよくあるのです。その場合は、大原港まで向かわないと、石垣島まで帰ることはできません。
民宿は寒いこともあるので注意
また、12月の西表島で気をつけたいのが、格安の民宿です。たしかに、ホテル代を抑えて日中のアクティビティに予算を使うのもよいでしょう。
しかし、格安の民宿の場合は、暖房もついておらず壁も薄い場合があります。その場合、夜寝るときに寒くて眠れないということもよくあります。安い民宿も良いですが、しっかりと休息も必要なので、その点のバランスを考えるようにしましょう。
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12月の西表島のおすすめスポット
仲間川
仲間川は、西表島の中でも様々な生態系の共存するマングローブ川です。
ここでのカヤックツアーでは、様々なマングローブの木々を見ながら楽しむことができるでしょう。また、川にかかる仲間橋もありドライブには最適です。
⇒仲間川の詳細はこちら
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古見のサキシマスオウノキ群落
出典:やえやまなび
日本でもここでしか見ることができない、サキシマスオウノキの群落を楽しむことができます。
天然記念物に指定されており、太い根が絡みあっている姿は歴史を感じることができるでしょう。気軽に訪れることができるので、さくっと訪れて楽しみたいですね。
⇒古見のサキシマスオウノキ群落の詳細はこちら
ウナリザキ公園
出典:たびらい
ウナリザキ公園は、サンセットの綺麗な海の見える公園です。ここには、大平原が広がっており、のんびりと大自然の中を眺めていることができます。
夏であれば日焼けを気にしてしまいますが、12月だからこそ快適に過ごすことができるでしょう。
⇒ウナリザキ公園の詳細はこちら
クーラの滝
西表島のパワースポットの一つとして知られているのが、クーラの滝です。ここは、幸運を呼び込むと言われており、そのためだけに訪れる人もいるほどです。
滝に向かってトレッキングやカヌーのアクティビティをしながら、自然を感じられるでしょう。
⇒クーラの滝の詳細はこちら
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12月の西表島のおすすめアクティビティ
ジャングルトレッキング
西表島のジャングルトレッキングはリアルなジャングルでの体験ができるでしょう。島の9割がマングローブ林なので、どこを歩いても一面緑で感動できること間違いなし。
滝つぼへと向けて、カヌーとの組み合わせも楽しめますよ。
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鍾乳洞(ケイビング)体験
西表島には、各地に鍾乳洞があります。しかし、ジャングルの奥地に点在しているため暑い夏場はあまり訪れる人がいません。
その一方で、涼しい12月はベストシーズンです。ぜひ、数十万年の歴史的な構造物を目の前で眺めましょう。
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SUPツアー
SUPは近年話題の人気アクティビティ。オールシーズン、いつでも楽しく遊ぶことができるのが良いですね。
初心者の方でも、数分乗っていればすぐに乗りこなすことができるでしょう。ぜひ、SUPに乗ったSNS映えする写真を残しましょう。
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カヌーツアー
カヌーは、SUPよりもゆったりと海の上の時間を過ごした方におすすめです。
2人1組になってパドルを漕いでいくため、会話を楽しみながら漕ぎ進めることができます。お子様連れのファミリー旅行でも定番のアクティビティといえます。
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まとめ
12月の西表島は、本州とは比べものにならないほど快適に過ごすことができるでしょう。
島の気温よりも、海の中の方が暖かいという不思議な体験も味わえます。思う存分に楽しみたいなら、事前のツアー予約は必須ですね。
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