目次
西表島とは?
西表島は『いりおもてじま』と読み、日本の最南端の近くにあります。沖縄県では本島に次ぐ大きさの島です。
南国らしい温暖な気候で、島は90%が亜熱帯ジャングルでできています。多くの山や川があり、島の高低差が作り出した雄大な滝も多いです。
また、西表島には絶滅危惧種を含む珍しい動植物が多く生息しており、2019年以降の世界遺産登録を目指し自然保護活動が活発に行われています。
関連コラムはこちら↓
【西表島】家族旅行に人気な理由とおすすめアクティビティご紹介!ィ
西表島でのキャンプ
西表島は大自然に囲まれている島で、その大自然の中で眠り、目覚めるというのは普段の生活では決してできない経験です。
宿泊だけキャンプ場で過ごし他の時間はアクティビティツアーに参加しても良いですし、一日中大自然の中でのんびりと過ごしても良いですし、自分のペースで過ごせるのも魅力です。
キャンプといえば、夏!というイメージですが、”常夏の楽園”西表島では一年中キャンプを楽しむことができます。
また、ホテルや民泊に泊まるとそれなりにお金がかかってしまいますが、キャンプだと高くても1泊1000円程度なので、宿泊費用の節約にもなります。家族での旅行だと、かなりの節約になりますね!
西表島でのおすすめキャンプ場
『西表島でキャンプをしたいけど、どこでキャンプをしたらいいのか分からない・・・』という方も多いことでしょう。
そこで、ここからは西表島のキャンプ場についてご紹介します。それぞれ場所や設備などに特徴があり、周辺の観光スポットも異なります。
それぞれのキャンプ場の特徴を参考にしていただき、宿泊場所や旅行計画を立てると良いでしょう。
西表島のキャンプでの持ち物
西表島でのキャンプは基本的に何も持たず手ぶらでも参加可能です。もちろん人のいないビーチ等でキャンプをする場合は多くの器材が必要ですが、キャンプ場を使う場合は近くにスーパーがあるのでBBQ等の食材を現地調達することもでき、器材もレンタルすることができます。(別途料金はかかります)
宿泊に必要なシャワーやトイレ等の心配もありません。手ぶらで参加できる簡単キャンプというのも西表島ならではですね。
他にも釣りツアー等で釣った魚をキャンプ場で食べたりすることもできるのもうれしいですね。
西表島のキャンプ場一覧
西表島にあるキャンプ場は以下の4箇所です。
- ミトレアキャンプ場
- 南風見田キャンプ場
- 星の砂キャンプ場
- ほしずな亭キャンプ場
ミトレアキャンプ場
出典:ミトレアキャンプ場
住所:〒907-1542 沖縄県八重山郡竹富町字上原984−14
電話番号:0980-85-6610
宿泊料金:1人1泊1000円です。
アクセス:石垣島離島ターミナルから、安栄観光・西表島上原行きの船に乗船します。
上原港からは安栄観光フェリー会社が無料の送迎バスを運行していますので、そちらをご利用されると良いですよ。
トイレ・シャワーが完備されており、バーベキューグリルや共同冷蔵庫もあるため、バーベキューにもおすすめ。
また、キャンプをするための道具のレンタル(有料)も行っているため、手ぶらで行くことも可能です。
星の砂キャンプ場
住所:〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町字上原289
電話番号:0980-85-6448
宿泊料金:1人1泊500円
アクセス(上原港から)
バス:10〜15分「星砂の浜停留所」で下車
車:約10分
自転車:20〜30分
比較的港から近く、島のバスに揺られて行くのもいいですね。星砂ビーチまで徒歩5分ほどで、波音を聴きながら眠ることができます。
キャンプ場にはレストランやお土産屋さんもあるので、食事やお土産の購入には困りません。トイレや温水シャワー(有料)も完備されています。
バーベキューやキャンプの道具はレンタルしておらず、必要なものは自分で持参しなければならないので注意が必要です。
南風見田キャンプ場
住所:〒907-1434 沖縄県八重山郡竹富町字南風見508-33
電話番号: 090-9781-0940
090-9781-0965
宿泊料金1人1泊700円
アクセス:石垣港→西表大原行きの船で 約35分
大原港バス停→豊原まで バスで約6分
豊原バス停→キャンプ場まで 徒歩で約30分
バス停の『豊原』は日本最南端のバス停。それだけでも記念になりますよ。バス停から4kmほどサトウキビ畑の道を歩いていくと『南風見田キャンプ場』の看板があるので、それを目印にしてください。
南風見田キャンプ場は電気が通っていませんが、その分、星空の美しさは抜群です。周辺には飲食店や売店はないため、飲食物の持参が必要です。共有品として鍋ややかん、フライパンなどはあるので、食材だけ買ってキャンプ場で調理するのも可能!(ただし、あずまやで薪焚きですが(笑))
キャンプ道具のレンタルもテントとシュラフだけなので、必要品はすべて揃えて行く必要があります。
トイレはありますが、トイレットペーパーなどは持参したものを使う必要があるので注意!シャワーは水のみで、お風呂もありますがドラム缶風呂なので、薪を使って沸かす必要があります。
サバイバル生活をしてみたいと思っている方や、ワイルドな方におすすめですね。
ほしずな亭キャンプ場
住所:〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町字上原289−1
電話番号:0980-85-6640
宿泊料金:1人1泊300円
アクセス:上原港から車でおよそ7分
かなり奥まったところにあるので、ナビか地図は必須です。上で紹介した『星の砂キャンプ場』に隣接していますが、こちらはおじいさん、おばあさん夫婦が個人経営している『ほしずな亭』のキャンプ場になります。
家族で経営しているため、他のキャンプ場とは違った、アットホームなキャンプ場です。
トイレ・シャワー(有料)完備。キャンプ場のすぐ横に『ほしずな亭』(食堂)があるので、食事には困りません。ただし、昼からの営業なので、朝ごはんは自分で用意する必要があります。
レンタルは行っていないため、キャンプに必要な道具も持参してください。
西表島のキャンプ場近くで参加できるアクティビティ
それぞれのキャンプ場では、周辺で開催されているアクティビティツアーが異なります。
ここからは、どのようなアクティビティが開催されているか紹介をしていきますので、キャンプ時にどのようなアクティビティに参加するかの参考にしてください。
カヌー(カヤック)
西表島ではマングローブ林を進むカヤックツアーが開催されています。まるでアマゾン川を進んでいるような気分でジャングルを楽しむことができますよ。
カヤックには2人で乗ることもできるので、親子やカップルで乗るとより一層楽しめます。2~3時間の短時間のツアーから、1日かけて島を回るツアーまであり、体力や経験の有無・旅行計画などに合わせてツアーを選択することが可能です。
アクティビティ詳細はこちら↓
シュノーケリング
西表島はサンゴ礁に囲まれた島で、シュノーケリングにはもってこいです。海の透明度も高いので、サンゴ礁だけでなくさまざま種類の魚を見ることもできます。
西表島にはおよそ400種類のサンゴが生息しており、それぞれ色や形が異なるのでサンゴ礁はとても色鮮やかで、まるで別世界を訪れたかのようで、その美しさに魅了されます。
シュノーケリングに必要な道具はレンタル可能なところがほとんどなので、水着だけ用意して手ぶらで参加することができます。
アクティビティ詳細はこちら↓
SUP
SUPとはスタンドアップパドルサーフィン=Stand Up Paddle surfingの略で、厚みのある大きなボードに乗ってパドルを漕いで進みます。
浮力があるため小さな力でも進むことができ、子どもから大人まで楽しむことが可能です西表島では海だけでなく川でもツアーが開催されているため、広大な海で潮風を感じながら楽しむか、マングローブ林で大自然を感じながら楽しむか選ぶことができます。両方に参加して違いを感じてみるのも良いかも。
アクティビティ詳細はこちら↓
由布島水牛車観光
西表島から東に500mほどの所に『由布島(ゆぶじま)』という人口16人、周囲2kmの小さな島があります。
その島と西表島の間の海は、満潮時でも水深が1mしかないため水牛車を使って移動します。水牛車は『旅人の駅』という場所から出ており、チケットを購入して乗ります。(由布島で使えるドリンクチケット付き)
片道15分ほどで由布島に着きます。その間は水牛に引かれてゆったりと過ごしても良いですし、スタッフの豆知識に耳を傾けるのも良いです。水牛は人に馴れているため、一緒に記念写真を撮ることもできますよ。
⇒由布島の詳細はこちら
ツアー詳細はこちら↓
ナイトツアー
西表島では昼のアクティビティツアーだけでなく、ナイトツアーも開催されています。真っ暗なジャングルへと入って行き夜にしか見ることのできない動植物の姿を見ることができ、日本有数の満天の星空も見ることができます。
ナイトツアーでは、昼間とは違った島の姿を見て満喫できます。普段の生活では、夜のジャングルに入るなんてことは滅多にありませんよね。西表島観光では絶対に参加するべきアクティビティの一つです。
アクティビティ詳細はこちら↓
おわり
今回は西表島のキャンプ場と周辺で参加できるアクティビティについて紹介しましたが、いかがでしたか?
西表島のキャンプ場は4つと少ないですが、それぞれ特徴が異なり、それぞれ違ったキャンプを楽しむことができます。
また、周辺で開催されているアクティビティも色々なものがあるので、ぜひお気に入りのキャンプ場とアクティビティを見つけてくださいね。
西表島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
西表島の全アクティビティ
石垣島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
石垣島の全アクティビティ