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日本最南端の諸島群”八重山諸島”とは?
八重山諸島とは沖縄本島から南西へ約400kmのところに位置する、石垣島を含めたその周辺の島々のことを総称して指します。石垣島を中心とし周辺の離島へは、ほとんど船でアクセスできるので1日でいくつもの島を巡ることも可能です。
八重山諸島は全部でいくつある?
八重山諸島は大小32の島々で構成されており、そのうち有人島は12島。その中でも与那国島は日本の最西端、波照間島は有人島の中で最南端に位置しています。
八重山諸島の島々は手つかずの大自然が大切に残されており、西表島、石垣島をはじめとして黒島、竹富島、小浜島、新城島、鳩間島などが「西表石垣国立公園」に指定されています。
八重山諸島での年間の天気・天候・服装
旅行の際に気がかりになるのは天気や服装ですよね。「思っていたより暑くて服装を間違えた」「ずっと雨で何も楽しめなかった」なんてことがないようにここでは八重山諸島の天気・天候・服装について解説していきます。
八重山諸島の天気・天候
年間の平均気温は約24℃と暖かく、年間を通してあまり気温差がないのが特徴。ただし降水量は多めで、特に5月〜6月の梅雨の時期や、8月〜10月の台風シーズンには雨が多く降ります。ちなみに沖縄の梅雨は本土より1ヶ月ほど早く、GW空け頃に梅雨入りし6月下旬頃に梅雨が明けることが多いです。
八重山諸島での服装
4月〜10月頃は気温が25℃を超えることが多く、半袖や短パンでも問題なく過ごせるでしょう。しかし、11月〜3月頃は気温が20℃を下回ることもあるので、上に羽織れるパーカーやシャツがあると便利。特に曇りの日や風が強い日などは体感気温が低く感じることもあるので注意しましょう。
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八重山諸島の各離島の特徴と魅力
八重山の離島 | 離島の特徴 |
西表島 | 日本一のマングローブ原生林を有する離島。世界自然遺産登録候補地にも指定されています |
小浜島 | 周囲約16㎞と透明度の高い海に囲まれたコンパクトな島。リゾートホテルがありのんびりできます |
竹富島 | 沖縄の原風景が今もなお残る離島。石垣島からすぐ行け、水牛車観光やレンタサイクルが人気 |
由布島 | 西表島から由布島へ水牛車で海を渡る観光が人気。由布島は島全体が植物園です |
波照間島 | 日本一の星空を楽しめるといわれている日本最南端の離島 |
新城島(パナリ島) | じゅごんがかつて生息していたといわれる人口わずか3人の離島 |
鳩間島 | 他の離島とは全く違うコバルトブルー海を楽しめる離島 |
浜島(幻の島) | 八重山諸島で最も人気のアクティビティスポットとして有名な無人島 |
バラス島 | サンゴが堆積してできた真っ白なサンゴ島。西表島から船で10分でいけます |
黒島 | 人の数より牛の数が多いといわれるのんびりとした離島 |
ここからは八重山諸島の島々を10島に絞ってそれぞれの特徴を紹介していきます。おすすめのスポットや遊び方を紹介していきます。訪れる際の参考にしてくださいね。
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西表島
西表島は石垣島から船で約40~50分のところ位置し、沖縄本島に次いで2番目に大きい面積の島です。大きい島なのでレンタカーでの移動が必須になるでしょう。そんな西表島の特徴やおすすめのスポット・遊び方はこちら。
西表島へのフェリー
石垣島離島ターミナルから | 乗船時間 | 本数/日 |
上原港 | 約50分 | 7本 |
大原港 | 約40分 | 7本 |
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西表島の特徴
西表島は島全体の約90%が亜熱帯の原生林で覆われています。イリオモテヤマネコなどの天然記念物が生息し、マングローブやダイナミックな滝などの大自然を満喫できるのが特徴です。
西表島のおすすめスポット&遊び方
おすすめのスポットはクーラの滝!上原港から少し東に位置するクーラ川を奥に進むと見える落差5m程の小さな滝がクーラの滝です。滝にたどり着くまでに簡単なトレッキングができ、SUPやカヌー体験もできます。「クーラ」とは「幸運を呼ぶ」という意味で地元の人も訪れるようなパワースポットになっています。
⇒クーラの滝の詳細はこちら
西表島のおすすめツアー
マングローブの中をSUPでクルージングするツアーがおすすめです。マングローブの中をSUPで進むツアーは西表島ならではの体験。初めての方でもしっかりとレクチャーを受けることができるので安心ですよ。ツアーの時の様子も撮影してくれて、写真データも貰えるので思い出に残る体験になること間違いなしです!
西表島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
西表島の全アクティビティ
小浜島
小浜島は石垣島から高速船で約25分のところに位置する周囲16.5kmほどの小さな島です。2001年に放送されたNHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台にもなり話題になった島です。そんな小浜島の特徴やおすすめのスポット・遊び方はこちら。
小浜島へのフェリー
石垣島離島ターミナルから | 乗船時間 | 本数/日 |
小浜港 | 約25分 | 8本 |
小浜島の特徴
小浜島の特徴は何と言ってもサトウキビ畑。島中のあちこちにサトウキビ畑が広がり、古き良き沖縄の原風景が残る小さな島です。島にも商店は1つしかなく、のどかでゆったりとした島時間を感じることができます。
小浜島のおすすめスポット&遊び方
小浜島のおすすめのスポットはトゥマールビーチという遠浅で白い砂浜が特徴の天然ビーチがおすすめです。シュノーケルや海辺を散歩したり、木陰に寝転ぶのもいいかもしれません。時間がゆっくり流れ、のんびりできるビーチです。
⇒トゥマールビーチの詳細はこちら
小浜島のおすすめツアー
幻の島と呼ばれている浜島への上陸とバラス島でのシュノーケルがセットになったツアーがおすすめです。港から船に乗って島に上陸し、サンゴと熱帯魚がたくさん生息する海中世界をシュノーケルで楽しむことができます。マリンハウスにはシャワーやシャンプーも完備されてるので設備面も心配ありません。
小浜島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
小浜島の全アクティビティ
竹富島
竹富島は石垣島から船で約10分で行ける、周囲約9kmほどのコンパクトな島です。石垣島から最も近い離島で、船も30分毎に出ているので初めての離島巡りをする際に人気の島です。そんな竹富島の特徴やおすすめのスポット・遊び方はこちら。
竹富島へのフェリー
石垣島離島ターミナルから | 乗船時間 | 本数/日 |
竹富港 | 約10分 | 11本 |
竹富島の特徴
竹富島の特徴は赤瓦の屋根が特徴の民家が立ち並び、昔ながらの沖縄の風景がそのまま残っている街並みです。街並みの中にはサンゴでできた石垣とブーゲンビレアという沖縄でよく見ることができる花が咲いているので、のんびり歩くだけで心が落ち着きますよ。
竹富島のおすすめスポット&遊び方
竹富島のおすすめのスポットは、東の「あいのた」、西の「いんのた」、南の「仲筋」と呼ばれる3つの集落です。3つの集落全体が赤瓦屋根の木造でできた民家、白い砂が敷かれた道、青い空の3つが融合した昔ながらの沖縄の風景が広がっています。そんな集落を歩いて見るのもおすすめです。
竹富島のおすすめツアー
竹富島ではレンタサイクルや水牛車を利用して島を巡ってみましょう。集落の他に、西桟橋、コンドイビーチ、カイジ浜と竹富島の人気スポットを自転車で巡ってみるのもこの島ならではの楽しみ方です。3時間程度で見て回ることができるので、時間があまりない方にもおすすめです。
由布島
由布島は西表島の東岸に隣接した周囲2kmほどのとても小さな島です。1周をゆっくり歩いても1時間ほどで回れてしまうので気軽な日帰り観光におすすめです。そんな由布島の特徴やおすすめのスポット・遊び方はこちら。
由布島の特徴
島全てが亜熱帯植物楽園となっているのが特徴。また、人口も十数人しかおらず、人の数よりも水牛の数が多いほどです。西表島と由布島の間の海は通常大人の膝の高さほどしかないため移動手段として水牛車が利用されています。
由布島のおすすめスポット&遊び方
由布島のおすすめスポットは島の北側あるブーゲンビレアガーデン。ブーゲンビレアの花自体は通年咲いていますが、晩秋から3月頃までが見頃です。熱帯地域でしか見ることができない花なので由布島を訪れたら是非チェックしてみましょう。
由布島のおすすめツアー
由布島のおすすめツアーは何と言っても水牛車。西表島から海を渡る際の移動手段として利用され、所要時間は約15分。距離にして400mほどの短い距離ですが、その間を水牛車に乗って現地のスタッフのお話を聞きながらゆっくりとした時間を過ごしてみましょう。
波照間島
波照間島は「果てのウルマ(サンゴ礁)」を語源とした有人島の中では日本最南端にあたる島。石垣島からは高速船で約1時間ほどの所に位置し、八重山諸島の中でもコアなファンが多く人気が高い島の1つです。そんな波照間島の特徴やおすすめのスポット・遊び方はこちら。
波照間島へのフェリー
石垣島離島ターミナルから | 乗船時間 | 本数/日 |
波照間港 | 約70分 | 3本 |
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波照間島の特徴
波照間島の特徴は「ハテルマブルー」と呼ばれる美しい輝きを誇る海の色。なかでも、ニシ浜ビーチという島の西側にあるビーチは八重山諸島の中でも有数の美しさで有名です。
波照間島のおすすめスポット&遊び方
波照間島を訪れたら必ず寄りたいのが「日本最南端の碑」。島の最南端にあたる高那崎という岬に位置し、最南端の碑の他に「波照間の碑」「平和祈願の碑」の3つが並んでいます。訪れた際には必ずここで写真に収めましょう。
⇒高那崎・日本最南端の碑の詳細はこちら
波照間島のおすすめツアー
波照間島でおすすめしたいツアーは星空鑑賞です。「星空に一番近い島」と呼ばれることもあり、無数の星が散りばめられた夜空を眺めることができます。4月の下旬から6月の中旬頃は天気が良ければ南十字星も観測できますよ。
新城島(パナリ島)
新城島(パナリ島)とは、西表島の南東側に位置し、上地島と下地島の2つの島の総称を指します。離れた2つの島を指すことから八重山の方言で「離れ」を意味するパナリからパナリ島と呼ばれることもあります。
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新城島(パナリ島)の特徴
新城島へのアクセスは石垣島から出ている高速船での移動です。定期便がないため新城島へのツアーに参加することで上陸できます。島の人口はわずか数十人ほど。しかも島民のほとんどは石垣島や西表島にいることも多く年間を通して住んでいるのは10人未満です。
新城島(パナリ島)のおすすめスポット&遊び方
おすすめのスポットは、抜群の透明度を誇る北の浜。手付かずの自然が残り、ウミガメが産卵にやってきたり、様々なサンゴ礁や熱帯魚を見ることができます。八重山諸島有数の美しいビーチなので是非寄ってみましょう。
新城島(パナリ島)のおすすめツアー
定期便がない新城島への上陸はツアーが必須になります。そこでおすすめしたいのが、島内の散策とシュノーケリングがセットになった1日コースのツアー。八重山諸島屈指の透明度を誇る海でシュノーケルを楽しみ、ビーチハウスでランチを楽しんだ後は、島内と集落を散策し、この島ならではの情景に出会ってみましょう。
鳩間島
鳩間島は西表島の北側に位置し、円形の形をした人口50人ほどの小さな島。2005年に日本テレビで放送されたドラマ「瑠璃の島」のモデルになり、実際ロケも行われたことで話題にもなりました。
鳩間島へのフェリー
石垣島離島ターミナルから | 乗船時間 | 本数/日 |
鳩間港 | 約45分 | 2本 |
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鳩間島の特徴
2006年の4月より石垣島からの定期便が就航されたこともあり、観光客の数が急増しました。手付かずの自然が多く残り、野生のヤギも生息しているので、島にはゆったりとした時間が流れているのが特徴です。
鳩間島のおすすめスポット&遊び方
鳩間島でおすすめなのは、日本でも有数の透明度を誇る海でのシュノーケルです。屋良浜や立原浜など、島内にはいくつものシュノーケルスポットが存在するので、美しい海中世界を覗いてみましょう。
鳩間島のおすすめツアー
おすすめのツアーは西表島の上原港発着で楽しめる奇跡の島と呼ばれるバラス島と鳩間島でのシュノーケルがセットになったツアーです。地図にすら載っていないサンゴ礁の欠片でできた小さなバラス島の海でシュノーケルを楽しんだ後は高確率でウミガメに遭遇できるスポットに連れて行ってくれます。鳩間島では特製のランチも楽しめますよ。
浜島(幻の島)
浜島は石垣島と西表島の間にある島で、 三日月の形をした無人島です。潮が引いているときにのみ現れることから「幻の島」とも呼ばれています。
浜島(幻の島)の特徴
浜島の特徴は、360度海を見渡すことができる絶景のパノラマ。まるで海の上を歩いているかのような感覚になり、その抜群のロケーションからTVや雑誌などの撮影に使われることも多数あります。
浜島(幻の島)のおすすめスポット&遊び方
浜島を訪れたら必ず写真を撮りましょう!沖縄の中でも綺麗な海はたくさんありますが、浜島のような360度海が広がるロケーションは中々ありません。プロのカメラマンも虜にするような素敵な写真が撮れますよ。
浜島(幻の島)のおすすめツアー
この浜島への上陸とシュノーケルが楽しめるツアーに参加してみましょう!日本最大のサンゴ礁地帯である石西礁湖の真ん中に位置する浜島周辺には色鮮やかなカラフルサンゴが生息しており、数千種類の熱帯魚と一緒に海中世界を楽しむことができます。
バラス島
バラス島は西表島と鳩間島の間に位置する、サンゴ礁でできた小さな島です。かつては地図にも載っていないほどの小さい島だったので「奇跡の島」とも呼ばれています。
バラス島の特徴
バラス島の特徴は白いサンゴ礁の欠片が集まってできた島という点です。サンゴ礁の欠片でできている島は世界を見渡してもほとんどなく、潮の満ち引きによっては消えてしまうこともしばしばあります。
バラス島のおすすめスポット&遊び方
バラス島に行ったらカラフルなサンゴや熱帯魚たちが一面に広がる海を覗いてみましょう。バラス島の周りは海の透明度が高いだけでなく豊富な種類のサンゴや熱帯魚が生息しています。
バラス島のおすすめツアー
バラス島への上陸とシュノーケルがセットになったツアーがおすすめです。バラス島の周辺は日本最大のサンゴ地帯とも呼ばれており、シュノーケルを楽しむにはこれ以上ないスポットになっています。
黒島
黒島は石垣島から高速船で約30分のところに位置し、周囲12.6kmと小さく、起伏がほとんどない平坦な島です。島を真上から見るとハート型に見えることから、別名「ハートアイランド」とも呼ばれています。
黒島へのフェリー
石垣島離島ターミナルから | 乗船時間 | 本数/日 |
黒島港 | 約30分 | 4本 |
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黒島の特徴
黒島は牧畜が盛んなことから牛の島としても知られており、島の人口が約200人なのに対し、牛の数は約2500頭と約13倍もの数を占めているのが何よりの特徴です。
黒島のおすすめスポット&遊び方
黒島でおすすめしたいのは、毎年2月に開催される黒島牛まつりです。まつりの目玉はなんと牛1頭が当たる大抽選会!食べ物も充実しており、牛汁、牛そば、ステーキなどまさに牛づくしの食事を楽しむことができます。
黒島のおすすめツアー
おすすめのツアーは、パナリ島・黒島・幻の島の3島を1日で回りシュノーケルを楽しむツアー。小浜島を発着とし、黒島では絶品ランチも楽しめるツアーになっているので、充実した1日を過ごせるツアーになっています。
おわり
八重山諸島の各離島の紹介いかがでしたでしょうか?ここでは紹介していない離島もたくさんありますが、どの島もそれぞれ特徴があり魅力がたくさん詰まっています。離島巡りをする際は是非参考にしてみてくださいね。
西表島で楽しめる全てのツアーはこちら↓
西表島の全アクティビティ
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石垣島の全アクティビティ