【石垣島】ウミガメダイビングツアー
石垣島のエメラルドブルーの美しい海。そこには毎年、ウミガメが産卵に訪れます。亜熱帯気候に属する石垣島だからこそ、高確率でウミガメと遭遇することができるウミガメウォッチングダイビング体験。石垣島に生息する”アオウミガメ”は、もちろん個体差がありますが、平均して1m近くの大きさの体サイズ。世界的にみても最大サイズのウミガメです。 優雅に海中を泳ぐ姿は迫力満点かつ、神秘的。石垣島ダイビングの代名詞とも言えるウミガメと泳げるポイントでは、ライセンスがなくとも参加可能なツアーがしばしば催行されています。概ね10歳のお子様から参加可能なので、ファミリーでもしっかりと石垣島ダイビングを楽しむことができます。
ウミガメとは?
はるか昔から神秘的な存在として大切にされてきた「ウミガメ」。アニメや映画のキャラクターにもなっていますよね。ウミガメは海、その祖先となるカメは陸に住んでいます。もともと陸に生息していたカメが生活拠点を徐々に海へと移行させ、最終的に現存のウミガメの姿となったといわれています。陸上のカメとはまた異なり、もちろん水中で移動するためのヒレ、その水圧を押し返すため都度形が変わる甲羅を持っていたりと、海中で生活をしやすい特徴を持ちます。ウミガメというと背負うように体に付いている甲羅が印象的ですが、実はウミガメは、他のカメみたく甲羅に手足や頭を収納することができません。何のための甲羅かというと、水の抵抗を減らすため、水の中を効率よく泳ぐためのものなのです。そんなウミガメの色は様々で、種類によって青・黄・黒などと色が異なります。寿命や、生まれてから歳をとる過程についてもまだ分からないことが多く、ベールに包まれているウミガメ。沖縄の綺麗な海にはよく野生のウミガメが訪れます。タイミングがよければ少し近づいて、時間を共に過ごすこともできます。ウミガメと共に泳ぐという、人々のロマンを叶えることができます。
石垣島でのウミガメダイビングの魅力とは?
その愛くるしさ、神秘的な姿から人気の「ウミガメ」。絶滅寸前種、絶滅危惧種に指定されている種も多いですが、石垣島では高確率で「ウミガメ」に出会うことができます。場所によっては一年を通して会えるところや、時期は限られていても毎年必ず同じ場所にやってくるというスポットも存在します。また、産卵の時期になると普段はなかなかお目にかかれない種類のウミガメに出会えることも。同じ個体が住みついていると名前がついていたりもします。ダイバーが見る機会が多いのが、”アカウミガメ”、”アオウミガメ”、”タイマイ”です。好物である藻などをはじめとする餌が豊富にある、水深の浅い岩場エリアに出現することが多いですが、ダイビング経験が少ない方、地元海況にあまり精通していない方にとっては、簡単に出会える生き物ではないことは確かです。しかしダイビングツアーであれば、よくウミガメが出没する穴場や、見どころ満載のスポットへガイディングしてもらうことができます。青く広い海を、ヒレを大きく広げながら優雅に泳ぐウミガメの姿をぜひ眺めましょう。