【西表島】サガリバナカヌーツアー
真夏の夜に咲く、一夜花の「サガリバナ」。気温と湿度が高い地域に自生する植物で、花の色は鮮やかで美しく、ふんわり良い香りを醸し出します。西表島はサガリバナの自生地であり、数ある各河川の川沿いで多く見かけることができます。そんな西表島の「サガリバナ」を観賞するカヌーツアー。日中咲く花と違い、夕暮れから花が咲き始め、夜通し咲いて日の出頃に散ってしまうという神秘的な花なのです。夜明け前に出発し、朝方になっていくにつれ川の水面は花でいっぱいとなります。ピークの時期には”花の絨毯”のようになることも。まるでファンタジーのような幻想的な光景を楽しむことができますよ。
サガリバナとは?
「サガリバナ」は、一夜に限り咲き、朝には散ってしまうというなんとも儚い性質をもつ花です。見頃の季節は梅雨明けの初夏(6月下旬〜7月下旬)で、開花時間は日が落ちる頃。その後しばらくして、夜明け頃には散ってしまいます。熱帯植物であるため、熱帯気候および亜熱帯気候の地域に分布しており、日本国内では西表島をはじめ、沖縄本島、宮古島などにも生息しています。そんな美しい幻の花は、ツアーに参加しての鑑賞がオススメです。ツアーの種類は様々ですが、水上クルージングしながらマングローブリバーを散策する”カヤックツアー”での鑑賞であれば、より一層神秘的な光景を目にすることができるはず。というのも、明け方になると花が全て地面や川の水面へと落下し、一面に広がる幻想的な花の絨毯を見ることができるからです。サガリバナの花言葉は「幸福が訪れる」。なんだかロマンティックですよね。これは、サガリバナが一夜しか咲かないという特徴をもっていることに所以があるといわれています。ぜひ心打たれる光景を目にしてくださいね。