ホエールウォッチングとは?
ホエールウォッチングとは、船に乗り沖へ出て、野生のクジラを鑑賞・観察するアクティビティです。その歴史は古く、1950年ごろにアメリカのサンディエゴで「コククジラ」の観察をするために開催されたボートツアーが発祥と言われています。
世界中の海を回遊しているクジラは、各地でそのダイナミックな姿が楽しまれています。発祥地のカリフォルニア州はもちろん、ハワイやオーストラリア、メキシコなどでもホエールウォッチングのツアーが開催されています。なんと、海外ではシーカヤックに乗ってクジラを間近で見るツアーもあるようです。
日本でも意外に多くの場所でホエールウォッチングが楽しまれており、北海道や沖縄、高知県、和歌山県、千葉県、小笠原諸島などでツアーが開催されています。国内のホエールウォッチングツアーで見ることができるクジラは主に「ザトウクジラ」と「マッコウクジラ」の2種類で、クジラは達は1年をかけて世界中の海を旅しているため、それぞれの場所を訪れる時期が決まっています。そのため、旅先でホエールウォッチングを楽しみたい方は、シーズンを調べて訪れるようにしてくださいね。
沖縄本島のホエールウォッチングツアーとは
沖縄本島では、冬季(1月~4月ごろ)にザトウクジラを見ることができます。冬場に沖縄を訪れるザトウクジラは、春~夏の時期にアラスカの海で栄養を摂り体力をつけ、寒くなると9,000kmも離れた暖かい沖縄の海を訪れて出産と子育てを行うのです。そのため、沖縄のホエールウォッチングではかわいらしい親子のクジラが見られることも♪
沖縄本島のホエールウォッチングツアーはクジラとの高い遭遇率を誇ることでも知られ、ツアー業者の中にはクジラが見られなかったら全額返金を保証しているところもあるほど。その遭遇率はなんと98%とも言われています。
沖縄で見られるザトウクジラは、標準的な大きさで体長11~16m、大きな個体では体長20mにもなります。体長20mというと、なんと7階建てのマンションの高さと同じくらい。その巨大さがお分かりいただけるでしょうか・・・。
そんな巨体が水面からジャンプする姿はまさに圧巻。この行為はブリーチングと呼ばれ、寄生虫を落とすために行っていると考えられています。その他にも、潮を吹いたり尾びれで水面を打ったりと、様々な行動を観察することができます。ツアーに参加すれば、そのようなクジラの生態に関する解説を聞きながら観察を楽しむことができますよ♪
ホエールウォッチングツアーに参加する際の服装&注意点
服装
冬場に開催されるホエールウォッチングツアーに参加する際は、防寒対策が必須です。船の上は風が強く、陸地よりもずっと寒く感じられます。沖縄本島で最も寒くなる1月、最低気温は15℃くらいになります。
そのため、ウインドブレーカーやジャンパー、厚手のフリースなどを着て参加するようにしましょう。波しぶきがかかることもありますので、多少濡れても良い服装がおすすめです。また、女性の方はハイヒールでの参加は避けた方が良いでしょう。船が降れると転倒の恐れがありますので、スニーカーなどの安定した靴で参加するようにしてくださいね。
持って行くもの
なかなか見られない野生のクジラを写真に残したい方は、カメラを持参しましょう。望遠レンズをつけた一眼レフがあれば、水しぶきを上げながらジャンプするクジラの姿を綺麗に撮影できるでしょう♪
また、お持ちであれば双眼鏡をご持参いただくのもおすすめです。誰よりも早くクジラを発見できるかもしれませんね。その他にも、水しぶきがかかった時に拭くためのタオル、飲み物などがあれば安心です。
船酔いについて
船酔いをしやすい方は事前に酔い止めを服用するのがおすすめです。さらに、船に乗ったらスマホやガイドブックを見ることを控え、できるだけ遠くの景色を見るようにするのも効果的と言われています。せっかくツアーに参加したのに、船酔いで全然楽しめなかった・・・なんてことにならないように、しっかりと準備を整えましょう。
二日酔いや寝不足での参加は船酔いしやすいので厳禁ですよ!
・マスク着用を心がける
・手洗いやアルコール消毒をこまめにする
・ツアー参加前の体調に気を付ける
などのご協力をお願いいたします。
また、ご旅行されるご本人様が新型コロナウイルス関連肺炎に罹患された場合、罹患が疑われる場合につきましては、当社までご相談ください。発熱等でツアーの取消しを希望される場合、取消手数料をいただかずにご旅行の取消しを承ります。
詳細はこちら↓
コロナウィルス対策について
可能です。プランタイトルに【GoTo割対象】と入っているプランが対象となります。詳しくは下記をご確認ください。
詳細はこちら↓
沖縄本島のGoToトラベル地域共通クーポン利用可能プラン一覧