【宮古島】グラスボートツアー

グラスボートツアーとは？

宮古島の周辺の海では、とても透明度が高いミヤコブルーの海を楽しむことができます。このような海を眺めていたら、海の中まで覗きたくなること間違いなしでしょう。宮古島の海はとても透き通っているため、海底に生息するサンゴ礁やカラフルな熱帯魚まで目で見ることができます。しかし、海面の反射などもあり、実際にシュノーケリングなどで潜った方が絶景を見られるのも確かです。それでも、海の中は怖いとか苦手だという方もいらっしゃるかと思います。

そのような方におすすめなのが、海の中の世界を着替えることなく船に乗ったまま楽しむことができるグラスボートです。グラスボートとは、船の底の部分がガラス張りの透明になっているボートで、船上から降りることなくそのままボート真下の美しい海中世界を堪能することができます。グラスボート自体は、サンゴ礁や魚が豊富なリゾート地でよく運行されており、日本では沖縄県内各地や太平洋周辺の岸で行われています。特に大きなグラスボートの違いとしては、船の底の作りによって、どれだけの深さまではっきり見えるのかが変わってきます。海面を覗き込むように見ることができるグラスボートから、海底すれすれをはっきりと間近で見ることができるグラスボートまで様々でしょう。

宮古島で楽しめるグラスボートとは？

宮古島で乗ることができるグラスボートは『天龍』という名のグラスボートで、世界になんと5台しか存在しない代物。通常のボートでは、移動中に波や泡がどうしても立ってしまい、グラスから見える光景が遮られてしまいます。その一方で、この『天龍』は複雑な構造をしていることから、はっきりと鮮明な海底の世界を楽しむことができるのです。宮古島からグラスボートに乗って向かうのは、伊良部島の名スポット『青の洞窟』です。青の洞窟は、宮古島の他にも石垣島や沖縄本島の恩納村、また世界的にもイタリアにあることで有名です。洞窟の中に差し込む太陽の光が、光の反射などから青色だけ残り輝くため、洞窟内が青く光るのです。

宮古島で楽しめる青の洞窟は、全長が約30mで水深約3mのエアードーム型。特に、透明度抜群の宮古島の海で、この青の洞窟を楽しむことができるのは贅沢そのものです。サンゴ礁が豊富な海底までくっきりと見渡すことができるでしょう。

宮古島のグラスボートツアーで見られる生き物

宮古島のグラスボートからは、様々な生き物が共存する海底の世界を堪能できます。青の洞窟の日の当たらない岩陰には、夜行性のハタンポが群れを作って泳いでいることでしょう。ハタンポは、ダイビングで潜った時に迎えてくれる有名な魚なので、ぜひ一目見てみたいですね。また、透き通った宮古島の海には、サンゴ礁が辺り一面埋め尽くしているスポットも存在します。アウトリーフには、水深40mの場所に豊富なサンゴ礁が分布しており、まるで別世界を体験できること間違いなしです。

宮古島で乗船可能なボート『天龍』のグラス部分は、海底すれすれを見ることができる構造になっています。吃水(海面から船のそこまでの深さ)が25cmもあるので、間近にサンゴ礁を観察できるでしょう。さらに、サンゴ礁が豊富なところには、同じくらいの熱帯魚が生息しています。特にお子様に人気なのがカクレクマノミ。『ファインディング・ニモ』にも出てきたオレンジと白のシマシマ模様のこの魚は、宮古島の海にカラフルな彩りを添えてくれるでしょう。

小さいお子様でも参加可能なグラスボートツアー

グラスボートは、ボートに乗って透明なグラス越しに海底を眺めるだけの簡単な観光ツアーです。小さいお子様からご年配の方まで、存分に楽しむことができることでしょう。宮古島のグラスボートは、最大22人乗船できるので、赤ちゃん連れの大家族でも安心して乗ることができます。さらに、お子様の体力的に心配なのが熱く照りつける太陽の光です。船の上では、海からの光の反射もあるので、早く降りたいという方も出てくるかもしれません。それでも、安心していただきたいのは、この船には屋根がついているのでずっと日陰で海を眺めることができるのです。大家族からカップルまで楽しむことができる宮古島のグラスボート。その魅力をあますことなく堪能してくださいね。

グラスボートとセットプラン予約もおすすめ

グラスボートは、普段と違う世界を楽しめるのであっという間の時間を過ごせることでしょう。実は、宮古島のグラスボートは40分ほどのツアーです。そのため、グラスボートだけだと物足りないという方も多くいらっしゃいます。もっとじっくりと宮古島の海を満喫したいという方は、ぜひグラスボートとセットで他のアクティビティを体験してみてください。シュノーケリングやカヤックなど、グラスボートで楽しめる海底世界とは、また一味違った雰囲気の宮古島の海を体験できること間違いなしです。