【西表島】由布島（水牛車観光）ツアー

由布島（水牛車）観光ツアーとは？

西表島の東部にある由布島は、西表島観光の中でも人気の高いスポット。由布島は「海を進む水牛車」と「亜熱帯植物園」の2つの絶景＆体験を楽しめるのが人気の理由です。

由布島への行き方は、まず石垣島からフェリーで西表島まで行く必要があります。そしてそこからバスや車で約20～30分ほどかけて由布島の入口である「旅人の駅」へ行き、水牛車に乗り由布島までたどり着きます。

由布島は、石垣島からでも日帰りで行くことが可能なスポットとして、年間を通して多くの観光客が訪れます。現実から離れ、癒しの由布島へ是非一度足を運んでください。

実はこの由布島には歴史的な背景があります。かつて、竹富島や黒島に暮らしていた人々は、農地に適さない自分たちの島について悩んでいました。ただ、その近くにあった島、西表島はマラリアの感染源であったため、避けて近くの由布島に集落を構えたのがこの島の文化の始まりだとされています。

現在では、この由布島には学校や井戸の跡地があり、かつての集落の名残を感じることができます。ぜひ、西表島に足を運んだ際は、由布島を半日観光するのもいいですね。ここでは由布島観光をする上での行き方・魅力をご紹介いたします！

由布島への行き方

石垣島から由布島まで直接運行しているフェリーは現在ありません。ではどうすれば由布島へ行くことができるのでしょう。

石垣島から西表島

昔は石垣島から由布島へ直接アクセス可能な定期便がありましたが、現在はありません。西表島を経由して由布島へ渡る方法しかありません。

西表島への航路は上原港行きと大原港行き２つあるのでチケットを購入するときは注意が必要です。

＜石垣島発西表島行きフェリー＞

※いずれも経由便であれば所要時間が変更になります

西表島から由布島へ渡るには「旅人の駅」というチケット売り場まで移動が必要です。

＜西表島の港から「旅人の駅」への主な移動手段＞

⬛バス（大原港～約２５分、上原港～約４５分）

⬛レンタカー

⬛タクシー

⬛ツアー参加

石垣島から由布島へ行くのであれば大原港の利用がおすすめ。レンタカーやタクシーを利用する場合は予め予約をしておくと良いでしょう。

西表島は離島ですが、沖縄県の中で２番目に大きな島なので徒歩での移動は難しく、何らかの交通手段を考えなくては行けません。ツアー参加の場合は上原港発着が多く、ガイドが港まで送迎してくれます。

西表島から由布島

西表島側にある「旅人の駅」から由布島へ距離は約４００ｍ、海を挟んでいますが満潮時でも水深が１mほどにしかならないので徒歩や自転車で渡ることも可能です。

しかし由布島の観光資源の一つである水牛車に乗って渡る方がほとんどで、由布島には人口より多くの水牛が住んでいるほど親しまれています。

水牛にも一頭一頭それぞれに名前がつけられていて、小さい頃から人間と一緒に生活をしているため、人には優しくとても穏やかな性格をしているので観光客からも愛されています。

ゆっくりと水牛が海を渡っている間はおじぃが三線を演奏してくれたり、由布島のエピソードを話してくれたりすることも！

水牛たちのおかげで南国の風を感じながらゆったりと観光することができます。

由布島観光ツアーの最大の魅力『亜熱帯植物園』

由布島は周囲約2㎞とコンパクトな島なので、ゆっくり歩いても1周1時間ほどで回ることができます。様々な所を観光しても所要時間は2.3時間ほどです。

小さいながらも、中には様々な観光スポットがあるので、十分に楽しむことができるでしょう。その中でも、『亜熱帯植物園』は行った時には外すことができない観光スポットです。この植物園では、亜熱帯地域ならではの動植物を楽しめます。南国の代表的な「ヤシの木」や、西表島のナイトツアーで見られるヤシガニの好物である「アダンの木」、また、由布島のあちこちに咲いている「ブーケンビリア」、さらに、国内最大の蝶といわれている「オオゴマダラ」のサナギは金色に輝いており、その美しさが印象に残るでしょう。

由布島ツアー参加で出会える動植物

由布島は小規模な島ではありますが、ここでしか見ることができない生物や植物が生息しています。この島を訪れた際には、由布島ならではの動植物を観察してみてください♪

生き物

由布島といえばまずはやっぱり水牛です。由布島島内には、水牛の休憩場所として利用する池があります。ここでは、水牛車を引き終えた休憩中の水牛を観察することができるでしょう。タイミングが良ければエサをやっているところを見られす。

また、リュウキュウイノシシやヤギ、オオゴマダラの金のさなぎなども見ることができるので飽きずに楽しめます。

植物

由布島は、島全体が亜熱帯植物園となっているため、どこでも色とりどりの花々を楽します。

また、島のあちこちには、濃いピンク色をしたブーケンビリアが咲いているでしょう。この花は１年中咲いており、由布島では代表的な花と言えます。島には植物園である「ブーケンビレアガーデン」もあるので、ぜひ訪れてみてください。

ツアー予約で西表島と由布島両方を楽しめる

由布島は、ゆっくり歩いても1.2時間ほどで回ることができます。そのため、マングローブカヌーを午前中に体験して、午後に由布島観光するツアーが人気です。由布島のみ観光するのもいいですが、午前中活発にアクティビティで遊んだ後にのんびりと回れる由布島は格別でしょう。

ここで紹介した植物園の他にも、由布島には様々な見所があります。マンタの浜を見渡せるカフェや西表島の周辺に生息する貝殻を集めた「貝の館」、特別な植物などを見ることができる「旧校門跡」等も観光スポットになっています。

そして、大人数の団体も受け入れ可能なレストランでは八重山そばやピーチパインといわれるパイナップル、ジェラートなどを楽しむことができます。さらに、売店ではお土産を買うこともできます。

由布島に来れば、沖縄のゆったりとした時間の流れを存分に味わうことができるでしょう。ぜひ、西表島まで来たときは足を運んで水牛に会いに来てください！

由布島観光の際の周り方

出典：由布島

由布島は徒歩で１時間程度で周ることができる小さな島ですが見どころが沢山あります。島全体が熱帯植物園の由布島をゆっくり観光してみてください！

1．水牛車待合所

由布島観光が終わり西表島へ渡る水牛車を待つことができる場所です。待合所の中にはお土産はもちろん、季節のフルーツやジュースも楽しめます。

中でも人気なのがブルーシールアイス。沖縄ならではの味を取り揃えているので待ち時間でレアアイスに出会えるチャンスかも！

2．水牛の池

出典：sotoasobi

暑い中、重たい車を運んでくれた水牛車たちが休憩する場所です。水牛というだけあって水が大好きな水牛の気持ちよさそうな顔を見ることができますよ。

時期によってはかわいい水牛の赤ちゃんを見られるかも！

3．蝶々園

日本最大の蝶「オオゴマダラ」を蝶々園では繁殖・飼育をしています。羽を広げると約１３cmと女性の手のひらサイズのオオゴマダラは人を避けることなく、ゆっくりと飛ぶのでじっくり観察することができます。

中でも人気なのが、オオゴマダラの”蛹（さなぎ）です。黄金色に輝く蛹は本物のゴールドのような輝きを放つと有名で、海外からもひと目見ようと訪れる人も多くいます。

ただオオゴマダラの幼虫は毒が含まれている葉を食べ、成虫になっても毒が体内にあります。この輝きは毒を持っているというアピールであるとも言われているので、むやみに触ったりはしないでください。

4．貝の館

なかなか知ることができない西表島近海に生息している貝類を展示している施設です。珍しい貝や何千mもの深い海にしか生息していない貝など様々な貝を見ることができます。

5．レストラン

出典：やえやまなび

観光をしてお腹が空いたら、八重山の食材をふんだんに使った郷土料理で腹ごしらえができます！カレーライスやチャーハンもあり、小さいお子様連れでも安心です。

隣接している売店では由布島でしかゲットできないお土産を沢山取り揃えているので大人気。産地直送のフルーツも販売しているのでまとめて購入し宅配。身軽で楽しく観光できます。

営業時間は11：30～15：30（LO.15：30）なのでレストランを利用予定の方は気を付けましょう。

6．旧校門跡

由布島が栄えていた頃に開校された小中学校の門が今でも残されています。校舎は残っていませんが、校門からは由布島の歴史を感じることができます。

7．由布島の井戸

由布島には山や川がなく海抜が約１.５mと平地が続いています。現在は水道が引かれていますが昔の方は井戸水で生活をしていました。

由布島は周囲２kmの小さな島ですが１mほど地面を掘ると海水ではなく真水が湧き出てくるちょっと変わった島です。

8．マンタの浜（由布茶屋）

マンタ浜からは八重山の離島を見ることができ、石垣島や黒島、新城島や嘉弥真島などがみられます。

隣の島、小浜島との間にあるダイバーからも人気のダイビングスポット「ヨナラ水道」はマンタの通り道として有名で、マンタが通るところだけ水の色が濃い青になっています。ゆっくりと由布島からの景色を眺めてみてはいかがでしょう。

また、マンタ浜のすぐ近くには「由布茶屋」があり、ジェラートやケーキなどを食べながら茶屋でゆっくりすることもできます。

9．子供の広場

出典：沖縄ラボ

子どもたちが遊べる滑り台やブランコがある木漏れ日広場です。観光ばかりで疲れている子どもでも日頃から遊んでいる遊具があれば元気いっぱい！

木々が日差しを遮っているので、炎天下でも心地よく過ごすことができるのも、島全体が植物園の由布島だからできることです。

10．ブーゲンビレアガーデン

出典：Ameba

ブーゲンビレアガーデンはブラジル原産のブーゲンビレアが３０種類以上咲いて観光客をお出迎え。秋の終わりから３月頃にかけて見頃の時期で色鮮やかなブーゲンビレアを見ることができます。

個人で由布島を訪れるほか、西表島のアクティビティツアーで由布島を観光するツアーも多数あります。その中でも人気の由布島ツアーをご紹介します。

【西表島】秘境ジャングルクルーズ＆滝遊び＆由布島水牛車観光-１日コース-

午前中は人気スポットの幸運を呼び込むクーラの滝までジャングル探検！

マングローブ川をSUPで約３０分、そこからジャングルトレッキングを１５分ほどと距離にしては長くありませんが、撮影スポットの点在や動植物をたくさん観察できることから人気のエリアとして有名です。

疲れた体を滝つぼで癒やし、マイナスイオンでパワーチャージしたら、ランチを食べて由布島水牛車観光です。ゆっくりと水牛に揺られながら流れる時間は至福！

ゆったりとした行程なので小さい子どもや体力に少し自身がない方でも安心して参加できるツアーです。

ツアー詳細はこちら↓

【西表島】マングローブSUP/カヌー＆由布島水牛車観光-１日コース-（ir-017）時間帯:9:00-15:30大人（中学生以上）：12,500円 / 小人（小学生以下）：12,500円予約はこちら

【西表島】ジャングルトレッキング＆由布島水牛車観光-1日コース-

西表島の手つかずの自然を探検するジャングルトレッキングと島全体熱帯植物園の由布島を観光する人気のセットツアー！体力を消耗する前に由布島をゆっくり観光してから、いざジャングルへ！

運が良ければ絶滅危惧種のイリオモテヤマネコに遭遇したり、西表島でしか見ることができない動植物を発見できるかも・・・。

トレッキングで進みながら、水遊びや滝つぼにダイブなど原生林の中でアクティブに探検できるツアーです。

ツアー詳細はこちら↓

【西表島】マングローブカヌー+由布島観光コース-1日コース-

マングローブカヌーにジャングルトレッキング、ピナイサーラの滝で滝つぼ遊びをしたあとは由布島観光。

西表島でやりたい人気アクティビティを一つにまとめた大人気のセットツアー。9割原生林に覆われている西表島のマングローブ林の中をカヌーで進み、そこから約30分のトレッキング。大自然の中を進んでいくと県内1位の落差を誇るピナイサーラの滝が待っています。

滝周辺は南国を忘れるくらいに涼しく、日頃の疲れを忘れさせてくれるほどマイナスイオンが癒やしてくれます。

滝の音、植物の色や香、冷たい水。五感で大自然を感じたあとはかわいい水牛たちと一緒に由布島へ渡ります。ハードに体を使ったあとはのんびり南国を感じ、リラックスして観光ができるのでおすすめです。

ツアー詳細はこちら↓

【西表島】マングローブカヌー+由布島観光コース（由布島入島料金込み）-1日コース-（ir-057）時間帯:9:00-16:00大人：12,000円 / 小学生以上：10,500円 / 4歳以上小学生未満：7,500円予約はこちら

【西表島】ウミガメと出会えるバラス島シュノーケル＆由布島水牛車体験-１日コース-

シュノーケルのほかダイビングスポットとしても人気のバラス島。バラス島周辺には数多くのサンゴが自生しており、サンゴを住処としている熱帯魚がたくさん泳いでいる光景はまさに竜宮城。

シュノーケリングの後は、サンゴの欠片だけでできているバラス島へ上陸します。３６０度どこを見渡しても海！海！海！大海原にポッカリと浮かぶバラス島で記念撮影をしましょう！

シュノーケリングで体を使ったあとは由布島へ。風を感じ、三線の音を聞きながら西表島を満喫できるツアーです。

ツアー詳細はこちら↓